狐少女は知っている (ページ5)

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特別クラス？なにそれ？ページ5

消えた自転車からです
桜花side

転校してきたばっかだけどこの学校カワイイ子多すぎじゃない⁉

なんなの? なんなの⁉

柚月「ねぇねぇオーカ､今日KZがうちのグラウンド使うんだって～」

貴方「KZ？」

穂奈美「あら､オーカはまだKZを知らないのね」

柚月「めっちゃカッコいいサッカーチームだよ！」

咲穂「今すっごく人気なんだよ～」

ふーんKZか～

あんま興味ないな

貴方「KZってそんなすごいの？」

柚月「すごいよっ!」
　「ちなみにあたしは上杉くん推し～」

上杉？ん？上杉って

貴方「ねぇ､上杉って上杉和典？」

柚月「うん､そうだよ」
　「なーんだオーカ知ってるんじゃん！」

和典がいるのか～

ちょっと興味出てきたかも

そんなことを喋っているうちに帰りの時間

貴方「じゃあ、またねー」

３人『バイバーイ』

家に帰ると...

？「おかえりー‼」

すごい速さでナニカがつっこんできた

貴方「ハイハイ､ただいま『隼人』」

そう､ナニカの正体は私の弟､隼人だ。

隼人「母様(かあさま)からの伝言!」
　「秀明ゼミナールに通えってさ｡｣
　「てなわけで､テスト受けに行こ!」

秀明で...

貴方「んーテスト終わった～」

難しいって聞いたけど案外簡単だったな～

特に国語と英語

先生「胡桃姉すごいな」
　「全教科90点以上､国語と英語は満点だ」
　「そこで､だ｡特別クラスの教師役をしてくれないか？」

特別クラス？なにそれ？

先生「特別クラスとは成績にかたよりがある生徒の中から優秀な生徒たちを集めたクラスだ｡｣

貴方「で､その厄介ものたちの世話をしろ､と｡｣

先生「まぁそういうことだ｡」

貴方「いいですよ。でも､来れない日もありますがそれでもよければ｡｣

先生「あぁ､構わない｡｣
　「もう1人今日特別クラスに入る子がいるからな｡｣

先生がそう言ったとき､女の子が入ってきた｡

ミルクブラウンの髪の色の子だった｡

その子を観察していると､話は終わったらしかった｡

先生「じゃあ行くぞ｡胡桃､立花｡｣