お祭りだー!...の前に説明 ページ35
貴方side
すこーしトラブルがあったものの、ちゃんとお祭り会場まで行けた
会場に着くと
『オーカ姉ちゃーん!/桜花様ー!』
『隼人兄ちゃーん!/隼人様ー!』
里の皆がひと固まりでつっこんできた
私も隼人も子どもたちだけ受け止め、大人たちは避けた
だって重いもん
子供1「あっ、和典兄ちゃんもいる!」
子供2「ほんとだ!」
『わー!』
子供たちが、今度は和典の方へつっこんでいく
もちろん和典も全員受け止めた
ひと段落ついて、静かになったとき、和臣たちに気づいた大人たちが声をあげた
大人1「桜花様、この者たちは...」
貴方「それについては私から説明する。」
「この者たちは人間だ。」
「だが、同時にこの者たちは私が本当のことを言ってもいいと思った者でもある。」
「だから頼む。人間全てを認めろとは言わない。」
「でも、悪くない人間もいるの。」
「そういう人たちだけでも認めて。」
「お願い、お願いします!」
隼人「僕からもお願いします。」
上杉「俺からも。」
小夜「私からも、お願いいたします。」
皆揃って頭を下げると
子供1「オーカ姉ちゃん、この人たち、大事?」
と、一人の子が聞いてきた
貴方「うん、大事!」
子供1「じゃあ、僕は賛成!」
えっ
貴方「どうして?」
子供1「だって僕、オーカ姉ちゃんのこと大好きなんだもん!」
その言葉を聞いて、涙が出そうだった
子供1「オーカ姉ちゃん、泣いちゃダメだよ。」
観察力...
子供2「僕も賛成!」
子供3「僕も。」
子供4「もちろん僕も!」
そうやって次々に賛成してくれた
子供たちは全員賛成してくれ、あとは大人たちだ
大人1「そこまでやられたら、ねぇ?」
大人2「もう、認めるしかないでしょう。」
大人3「私は桜花様の意思を尊重します。」
貴方「皆ありがとう!」
そう言ったとき、私は本当に泣いてしまった
子供1「オーカ姉ちゃん泣いちゃダメだって〜」
貴方「だって〜」
『アハハ!』
もう!笑わないでよっ!
小夜「では、気を取り直して楽しみましょう!」
それからはたくさん楽しんで時間があっという間に過ぎた
KZの皆も打ち解けれたみたい
帰る時
『和臣、また自慢話聞かせてね〜』
『和彦、また一緒に語り合おう!』
『貴和、また話そうぜ!』
『彩、また相談乗るわよ。』
『和典、もっと顔出せよ。桜花様をよろしくな。』
と声をかけられていた
皆、''また''という言葉を使っている
...よかったな
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minase - こんにちわ水瀬/minaseさんすごく面白かったです!!!!!!!!!!!! (9月15日 8時) (レス) id: 2cb09aeba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水瀬-minase- | 作成日時:2021年5月1日 18時