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修羅場... ページ29

貴方side

里の皆からお祭りのことを教えてもらった私は再び人間界へ

その理由は...

もちろん、和典を誘う為!

KZのところへ戻ると


なんか修羅場っぽかった

若武「立花、いやなのか?」

和臣はまっすぐに立花さんを見た

立花さんは答えない

いや、答えられない

若武「なんでだよ。」

和臣の声は不満そうだった。

みんなはじっと立花さんを見ている。

なんでこんなことになってるの?

和典に聞いたところ、立花さんが犯人を自分達で捕まえることに賛成しないらしい

''危険だ'' ''怖い'' ''ムチャだ''

きっとそう思ってるんだろう

私はだんだんイライラしてきた

そんなのだから女がバカにされるんだ

やっぱり人間達はどうにもならないんだ...!

仲良くなんてできない

そんな私の様子に気づいた和典が

上杉「落ち着け、オーカ。大丈夫だ。」

と、ささやいてくれた

落ち着きを取り戻した私はその後の話をしっかり聞いた

彩side

上杉「立花がどうするかは、立花の自由だ。」

上杉くんが言った。

上杉「若武、責めるなよ。」
  「立花のことは、立花にまかせるんだ。」

私は、おそるおそる顔を上げ、若武を見た。

若武は、不機嫌そうに顔をそむけ、少し乱暴に言った。

若武「だから女って、やだよな。」

そう言ってから、上杉くんの隣にいる胡桃さんに気づいた

若武「オーカ、お前はどうだ?」
  「賛成か反対か。」

胡桃さんは

貴方「ふふっ、今、この状況で私に聞く?」
  「私は賛成。」

えっ、胡桃さんも賛成なの?

私は涙が出そうになった。

でも泣いたら余計いやがられると思ってがんばった。

胡桃さんは続けた

貴方「ねぇ立花さん、反対なら『反対』って言ったほうがいいよ。」
  「そうやって『一緒に頑張ろう』『かばってやる』『仲間だろ』とかそーゆー言葉待ってるだけじゃ、どうにもならないよ。」

私はまた、泣きそうになった

だって胡桃さんのいう通りだったんだもの

黒木「バカやろう、若武。言うなって言ったろ。」
  「胡桃も余計なこと言うなよ。」

黒木くんが若武の頭をこづき、若武がその手をつかみ上げた。

若武「なんだよ。」

黒木「やるのか。」

瞬間、ピピッと高い音がし始めて、上杉くんが言った。

上杉「時間だ。秀明に行こう。とりあえずチャリは、ここにあずかってもらえよ。」
  「大事な証拠だからな。」
  「で?オーカはなんの用事?」

この状況で言う?

貴方「え、里のお祭りに誘おうと...」

皆が呆れた顔になった

勝てない...→←じじ様とのお話


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minase - こんにちわ水瀬/minaseさんすごく面白かったです!!!!!!!!!!!! (9月15日 8時) (レス) id: 2cb09aeba9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水瀬-minase- | 作成日時:2021年5月1日 18時

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