【ロ兄鬼2】せんせえと僕たち (ページ7)

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ろくページ7

A視点

やっぱり夢なんじゃないか

なんて考えても、学校に行くとやっぱりいなかった。
神社にもいなかったらどうしよう……。

すこし不安だなぁ…。

中休み、神社によってから教室戻れば不安少しは減るかな…。

そんなこと考えてたら中休み。次の授業は…

『……音楽…。』

音楽……。準備してからすぐ行こっと。

準備が終わるとすぐに神社へ向かった。

『せんせー。遊びに来たよ～。』

サァァァァァ

木の葉が風に揺られる。その風の勢いは少し強くて反射で目をつむる。
目を開けると昨日と変わらないようにせんせーがいて少し安心した。

rd「別に毎日来なくてもいいんだぞ？」

『私が行きたかっただけだよ。だって……いなくなってたら嫌だもん』

だっていなくなったら、せんせーの存在がなくなっちゃうような気がするから。

そうしたら誰もせんせーを覚えてる人がいなくなっちゃう。

それが嫌だから。私だけでもせめて覚えていたいから…。

キーンコーンカーンコーン

『あ……また後でね、せんせー。』

rd「授業頑張ってね～。」

また風が吹く。そしたらいなくなっている。

『ふしぎ…』

ボーッとしていたが、ハッとして教室へ戻った。
そして音楽セットを持っていき音楽室へと急ぐ。

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