【ロ兄鬼2】せんせえと僕たち (ページ13)

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じゅうにページ13

A視点

『……将来の…夢…。』

rd「なに、将来の夢、本当に決まってないの？」

『うん……。』

…なんだろうな…動物園の仕事とか……？

あ、でも音楽好きだし作曲家とかもいいのかも？

rd「A、運動神経いいし、体動かす仕事でもいいんじゃない？」

『…ブラック企業じゃないなら何でもいいかも。』

rd「夢がないなぁｗ」

rd「俺は警察官を目指してたんだ。」

……警察官…。

『……らだ先生の代わりに、警察官目指そうかな。』

rd「え"っ」

『ふふｗ何その声ｗ』

rd「あ、いや…先生の代わりって言われると…なんだか、申し訳ない的な…ね？」

『えー……やだ？』

rd「いや、本当に警察官でいいなら別に何も言わないけど…
でも、将来の夢は自分のやりたいことでいいんだよ？」

自分のやりたいこと……。

んー…

やりたいこと……

『……もういいや、とりあえず現時点では警察官！』

rd「そんな軽く決めて大丈夫か？ｗ」

『思い浮かんだら別のにするから大丈夫！』

rd「……そっかぁ。」

そういって先生は少し困ったように笑った。

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Aちゃんを先生思いにさせようと必死な作者です←