疾風26 ページ27
練習後
私は円堂くんと豪炎寺くんと風丸くんの4人で帰っていた
風丸「フットボールフロンティアが始まるっていうのに、新必殺のひの字もないなんて…」
あれからみんな夢中で練習したけど…
貴方「結局のところ…進歩はない」
円堂「あきらめるなよ！」
風&貴「「あきらめてるわけじゃないよ」」
あ…ハモった
ただ…
貴方「最悪の事態も…考えてないと」
豪炎「新必殺が見つかったとしても、身につけるまでに練習が必要だ」
結構…ピンチ
貴方「ハイパーヴォイス…精度もっとあげる」
豪炎「お前の技はDF技だろ」
…たしかにこれじゃ点取れない
円堂「なんとかなるさ！！」
風丸「なんとかって…」
ぐう〜〜
間抜けな腹の虫の鳴き声が聞こえた
円堂「よーし！早速雷雷軒で作戦会議だ！」
…この先この人について行って大丈夫だろうか
雷雷軒にて
ラーメンの匂いが充満する店内
貴方「…はじめて来た」
風丸「家族で来たりしないのか？」
貴方「お父さんとお母さん仕事が忙しくて…」
なかなかいっしょに外食する機会もない
貴方「それに…まだ引っ越して来て1年だから」
円堂「へー、じゃあ俺たちと毎日通って常連になろうぜ！！」
貴方「え…毎日来るの？」
風丸「いや、無理だろ笑笑」
それからそれぞれ注文する
風丸「野生中相手に新必殺もなしでどうやって戦うんだよ」
ラーメンをすすりながら円堂くんが言った
円堂「俺はみんなを信じる」
風丸「はぁ？」
円堂くんは続けた
円堂「新必殺技が無くなってやってくれるよ！思い出せよ、俺たちイナズマイレブンになるんだぜ！」
私たちが伝説のサッカーチームに…
実感湧かないな…
貴方「風丸くん…ラーメン伸びるよ」
風丸「あ、やべっ」
豪炎寺くんがポツリ
豪炎「イナズマイレブンか…」
円堂「じいちゃんたち、どんな必殺技持ってたんだろ…知りたいなぁ」
トントン
リズムよく刻まれる野菜の音に紛れて
店主「イナズマイレブンの秘伝書がある」
風丸「へぇ、秘伝書なんてあるんだ」
円堂「なに書いてあるんだろ」
貴方「また…読めないんじゃない？」
………ん？
全員ー豪炎寺
『えぇ！！！秘伝書だって！！！』
…初耳なんですけど
そして話を聞くに、円堂くんが持っているノートは秘伝書の一部に過ぎないらしい
それから…
店主「秘伝書はお前に災いをもたらすかもしれんぞ…それでも見たいか」
災い…？
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AZ(プロフ) - 菜の花さん» ありがとうございます！私なんかの作品を褒めていただけるなんて…とても嬉しいです！！これからも頑張ります！！本当にありがとうございます！！ (2018年4月9日 21時) (
レス) id: bcfa70b361 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花(プロフ) - 初めまして。惹きつけられるような文章で、この作品がとても好きです！更新、無理せず頑張って下さい。楽しみにしています！ (2018年4月6日 18時) (レス) id: be8eacfec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AZ | 作成日時：2018年3月23日 22時
