疾風13 ページ14
風丸side
貴方「ちょっと…無理かも…」
彼女の力が抜けていく
風丸「恋華…恋華！！！」
気を…失ってる
風丸「俺、保健室に連れていって来る」
円堂「あぁ、頼む風丸！」
俺は恋華を横抱きにして
保健室まで運んだ
……………………………………
ベットに寝ている彼女
先生「こんなになるまで…」
恋華の体は傷だらけだった
風丸「俺がもっとしっかりしていれば…」
こんなに君が傷つかなくてもすんだのに
先生「あとは先生に任せて、君は戻りなさい」
風丸「嫌です、ここにいさせてください」
少しでも君の側にいてあげたい
そんな気持ちでいっぱいだった
先生「…分かりました。先生は彼女の荷物を持ってくるからね」
そう言って先生は部屋を出た
貴方side
どのくらい時間が経ったのだろうか
貴方(ん…ここ…保健室…？)
起き上がって辺りを見渡す
貴方「…わっ」
すぐ隣には風丸くんが座っていた
私が起きるのを待っている間に寝てしまったようだ
風丸「ん…⁉やっと起きたか！！」
貴方「ずっと…待っててくれたの？」
彼は眩しいくらいの笑顔で答えた
風丸「あぁ、心配だったからな…体は？」
腕や足を動かしてみる
貴方「まだ少し痛いけど…歩ける」
風丸「なら良かった」
そうして、自分の格好に気付く
貴方「私…まだユニフォームのままだ」
泥まみれで…汚い
貴方(さっさと着替えよう)
シャツに手をかける
風丸「//////////⁉ちょっと待ったァァァ/////！！」
真っ赤になった風丸くんが…あ、
貴方「ご、ごめんなさい！」
風丸(あ、危ないところだった…/////)
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AZ(プロフ) - 菜の花さん» ありがとうございます！私なんかの作品を褒めていただけるなんて…とても嬉しいです！！これからも頑張ります！！本当にありがとうございます！！ (2018年4月9日 21時) (
レス) id: bcfa70b361 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花(プロフ) - 初めまして。惹きつけられるような文章で、この作品がとても好きです！更新、無理せず頑張って下さい。楽しみにしています！ (2018年4月6日 18時) (レス) id: be8eacfec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AZ | 作成日時：2018年3月23日 22時
