僕と耳の聞こえない彼女3 ページ3
―帰宅―
二郎「おっ、なんだ三郎か。」
三郎「低脳が僕に何の用だよ。」
二郎「低脳ってお前な…」
三郎「じゃあ、この前の数学のテストの点数言ってみろよ！」
二郎「にっ、25点…」
三郎「やっぱりお前はドがつく程の低脳だ！」
二郎「そう言う三郎は数学は何点なんだよ！」
三郎「まあまあだったけど97点だよ、ほら。」
三郎の手にはいつの間にか数学のテストがあり、そこには97点とあった。
二郎「くっそ〜！！！」
三郎「言い返したきゃ頑張って勉強しな！」
一郎「三郎、帰ってきたのか。」
三郎「あっ、すみません一兄。ただいまです。」
一郎「おかえりな三郎。で、あの子との接し方の本借りてきたか？」
三郎「はい！こちらです！」
一郎「おっ、手話もあんじゃねぇか！」
三郎「頑張って覚えます。」
一郎「すげえな三郎！兄ちゃんは嬉しいぞ！」
二郎「手話？んだそれ？」
三郎「手話は耳の聞こえない人と会話する時に手を使ってコミュニケーションをとるものだよ。」
二郎「手話くらい知ってるけどよ、なんで三郎が手話なんか覚えるんだよ？」
三郎「僕の隣の女子が耳の聞こえない人なんだよ。」
二郎「へぇ〜」
一郎「まあ、三郎頑張れよ。」
三郎「はい！」
―学校―
三郎(あっ、いたいた！)
そう思って後ろから肩をたたこうとした時、昨日読んだ本の内容を思い出した。
三郎(そうだった…後ろから急に肩たたいたら驚かしちゃうよね…)
三郎は前から美桜奈に声をかけた。
三郎【おはよう】
手話でおはようと。
貴女【おはよう】
美桜奈も手話で挨拶を返してくれた。
三郎は紙にこう書いた。
三郎“手話はまだ少ししかできないんだけど、たくさん覚えられるように頑張ってみるよ。”
すると美桜奈も紙に書いて三郎に見せた。
貴女“そうなんだね。でも、三郎君ならすぐに覚えられるよ。頑張ってね！”
三郎“ありがとう。”
そうしてる内に授業が始まった。
―5時間目―
先生「今日は修学旅行の班を決めるぞ！」
そう。あと少しで修学旅行だ。
先生「自由だが、1人でも残ったらすぐに先生が勝手に決めるからな！」
クラスメイト『は〜い！』
三郎(僕はもう誰とでも良いや。)
女子「ねぇ、三郎君。」
三郎「何？」
女子「私達の班と一緒になろうよ！」
三郎「えっ…」
「ほ〜らそこ！山田君を困らせない！」
女子「あっ、鴪華〜！」
三郎(助かった〜！)
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ルルア(プロフ) - 蒼井とーるさん» 読んでいただきありがとうございます！とても嬉しいです！頑張ります！ (2020年12月28日 8時) (
レス) id: 014ef85129 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井とーる - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいています。頑張ってください！三郎が尊いです(σ≧▽≦)σ (2020年12月28日 2時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
ルルア(プロフ) - ふぉーくさん» 本当にありがとうございます！これからも頑張って更新します！ (2020年12月2日 0時) (レス) id: 014ef85129 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉーく(プロフ) - めちゃめちゃ面白いですっ！！忙しいとは思いますが更新楽しみに待たせていただきます！ (2020年12月1日 23時) (レス) id: 5020282996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルルア x他1人 | 作成日時：2020年11月5日 0時
