僕と耳の聞こえない彼女17 ページ18
三郎「所詮僕はただのクラスメイト…」
二郎「なんだ三郎、フラれたのか？」
三郎「告白なんかしてないに決まってんだろ！」
一郎「クラスメイトって言われたのか？」
三郎「絡んできたある奴らとラップバトルをした時に…」
一郎「なるほどな…」
三郎「やっぱり僕は最初から彼女の目に映ることはないんですよ…」
二郎「でも分かんねぇよ？相手はただ照れてるだけかもしんねぇし…」
三郎「お前そもそも彼女いたことないくせに、そんなん分かる訳ないだろ？」
二郎「悪かったな！彼女いたことねぇで！」
一郎「そう言うと、俺もいたことないからな…」
三郎「一兄は気にしないでください！一兄はそもそもカッコいいので！」
一郎「あははは…俺、必死にフォローされてるな…」
―美桜奈―
ラップバトルの時の三郎君すごいカッコ良かったなあ…
私達が隣同士になってから結構話すようになったよね。
最初のイメージはちょっと話にくい感じだったけど、今は全然そんなことないよ。
三郎君と一緒にいる時間もっと大切にしないと…
鴪華ちゃんとも雫君とも…
―学校―
三郎【おはよう】
美桜奈は、ボーッとしているのか気付いていない。
トントンと机を指で鳴らすとようやく気付いてくれた。
三郎【どうしたの？】
貴女【おはよう】
“ごめん、ちょっとボーッとしてた！”
三郎“僕は別に平気だけど…”
貴女“私、最近そういうことよくあるんだよね〜”
三郎“美桜奈さんらしくないね。”
貴女“えへへ…”
三郎(本当にどうしたんだろう？)
それから美桜奈さんはずっとボーッとしていた。
授業中も上の空だ。
なにか悩み事があるんじゃ…
相談ならいくらでも…
でも、僕が突然そんなこと言ったって…
言いづらい悩みかもしれないし…
その日僕も美桜奈さんのことが気になって授業に集中できなかった。
―自宅―
三郎「ただいま…」
一郎「おかえり三郎！どうした？なんか元気ないぞ？」
三郎「あっ、ただいまです一兄…元気ですか…えっと…別に大したことではなくて…」
一郎「悩み事か？」
三郎「んん…まあ、大丈夫なので気にせず…」
一郎「それで、そうか。って言う兄貴がいる訳ないだろ？兄ちゃんになんでも相談してくれ！」
三郎「一兄…」
僕は迷った。
せっかく一兄がそう言ってくれてるんだ、ここは…
三郎「実は…」
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ルルア(プロフ) - 蒼井とーるさん» 読んでいただきありがとうございます！とても嬉しいです！頑張ります！ (2020年12月28日 8時) (
レス) id: 014ef85129 (このIDを非表示/違反報告)
蒼井とーる - はじめまして！いつも楽しく読ませていただいています。頑張ってください！三郎が尊いです(σ≧▽≦)σ (2020年12月28日 2時) (レス) id: 34a45304c1 (このIDを非表示/違反報告)
ルルア(プロフ) - ふぉーくさん» 本当にありがとうございます！これからも頑張って更新します！ (2020年12月2日 0時) (レス) id: 014ef85129 (このIDを非表示/違反報告)
ふぉーく(プロフ) - めちゃめちゃ面白いですっ！！忙しいとは思いますが更新楽しみに待たせていただきます！ (2020年12月1日 23時) (レス) id: 5020282996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルルア x他1人 | 作成日時：2020年11月5日 0時
