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お母さん ページ18

ジェルside
まずはマイクを見てみようと思い、マイクのコーナーへ行くと、1000円台のものから、高いものだと10万を超えるものまであった。
「すげぇ…」
どういうのが良いのか調べながら見ていると、前からなーくんが来た。
な「お!ジェルくん!」
「なーくん!」
な「やっぱり最初はマイク見るよね!」
「種類めっちゃあるよな〜」
な「うん!目移りしちゃうよね〜!」
なーくんは、にこにこしながら1つ1つじっくり見ている。
「なーくん」
な「ん?」
なーくんはそう言って俺の方を見た。
な「ジェルくん…どうしたの?そんなに不安そうな顔して」
「いや、ほんまにええんかなって思って」
な「何が?」
「俺ら、やりたいって言ったことは全部やらせてもらってるやろ?」
な「うん。そうだね」
「それで、今回だって、やりたいことやらせてあげたいからってOKしてくれたやろ?」
な「うんうん」
「そんなに全部ええよって言って、なんでも買ってくれて、お金とか大丈夫なんかなって。こんなに甘えちゃってええんかなって…」
そう言いながらなーくんを見ると、優しそうに微笑んでいた。
な「ジェルくんがそんなこと心配するようになるなんて…なーくん嬉しい!」
「え?」
な「成長したね、ジェルくん!」
「いや…」
な「あのね、ジェルくん。俺もAちゃんも、笑顔でいっぱいの人生にしたいし、してあげたいの。だから、これやりたいって言われたら、もちろん応援するし、できるだけの支援はするってAちゃんと決めたんだよ」
「そうなんや…でも、お金は?」
な「ねぇジェルくん」
「ん?」
な「お母さんが大好きだったことは?」
「お母さんが大好きだったこと…家族みんなでどっかに行くこととか?」
な「うんとね、お金に関して!」
「あ、家族のためにお金を使うこと?」
な「そう!お母さんは家族のためにお金を使うのが大好きだったから、自分が死んでも家族のためにお金を使ってほしいって貯金してたんだよ」
「さすがお母さんや…」
な「あと、俺とAちゃんで貯めたのとか、まぁそれなりにはあるから心配しないで!まずもって、ジェルくんはまだそういうのは心配しなくていいの!分かった?」
「はい」
な「じゃあ、一緒にマイク選ぼっか!」
「うん!」

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ナバナババ - 心さん» 「のあ」って読みます!前作にも出てきてるので、良かったらそっちも見てきてみてください! (2021年11月11日 13時) (レス) @page17 id: af26a67cb7 (このIDを非表示/違反報告)
ナバナババ - いうさん» うわぁ〜!いうさん!待ってましたよ!!!!ちゃんと覚えてます!前作から見てくれてますもん!おかえりなさ〜い!!!!! (2021年11月11日 13時) (レス) id: af26a67cb7 (このIDを非表示/違反報告)
いう - お久しぶりです。いうです。戻ってくることができました(おぼえてるかなぁ、、)これからコメントする回数は減ってしまうかもなのですが応援してます(o*。_。)o (2021年10月28日 17時) (レス) id: 48cece1f34 (このIDを非表示/違反報告)
- あのー最後に別れた子なんて読むんですか? (2021年10月23日 16時) (レス) @page17 id: 35a615eba8 (このIDを非表示/違反報告)
- わ〜い新作楽しみにしてるね♪(いきなりため口ごめんなさい) (2021年10月23日 16時) (レス) @page17 id: 35a615eba8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナバナババ | 作成日時:2021年7月27日 13時

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