浅草の華は恋を知る其の弐 (ページ7)

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39話戦いページ7

外は始まったっぽい。
『じゃあ。こちらは作戦遂行と致しますか。』
と、集中して炎を集める。
上からドカンドカン聞こえる。
すると寒気がした。
『死ノ圧ね…。こちらも進めやすい。』
今、ハウメアは集合的無意識を集めている。
すると、あちらの壁から爆発音が聞こえる。
『ゴールドか。』
すると少しビリッとした。
『ゴールドはやられて、アーサー参上っと。』
ドゴォン！
これは…ドラゴン…。
勝てるかな…
でも炎を少し操れるはず…
すると頭にノイズがかかる。
「柱が生まれるよォ。」
『えっ！？』
すると上からバキッと音が鳴る。
『桜備…やったな…笑』
どんどん熱を集める。
私がやっている事？
それは、熱を集めてここら辺の熱を〘全て〙操る準備をしている。
そうすれば因果の爆発もハウメアの電気も象の能力も使えない。
もう少しすれば、奴も来るだろう。
それまでにここら一体の熱を自分の物にして…
アドラバースト…まさかだけど…
『アイリス…？』
まだ外はドンドン言っている。
『アーサーのプラズマが…消えた。』
もうそろそろかな…
集中して…
炎を凝縮して…
そして…思い切り爆発させる。
ドカン！ドカン！
壁に穴が空く。
『わー！見事な爆発！』
ちょうど皆危機ってところ。
茉希｢Aさん！｣
すると、気配が揺れる。
ヒュー！
ドンドン！！
？｢てめぇらちょっと待ちな…おっと違った…じゃすともーめんと！｣
『！』
？｢俺はむーんらいと仮面。博打と喧嘩が俺のらぶ。｣
『博打と喧嘩って…1人しか居ないでしょ…』
白装束｢な…何者。｣
『おぉと！テメェら！私を忘れんじゃねぇぞ！』
と、隠し持っていた刀を取り出す。
ウィル｢仲間なのでは？！｣
『誰が神に頼りっきりの阿呆の仲間になるかよ！ばーか！』
火縄｢新門大隊長！！｣
紅丸｢今のうちに纏に掴まれ。｣
皆紅に攻撃するがビクともしない。
『相手してよねェ！』
と、舞う。
『綺麗な月だなァ！』
皆引いていく。
紅丸｢A！掴まれ！｣
と、手を伸ばす。
するとニコリと笑った。
『ふっ。』
纏を飛ばした。
紅丸｢A！！｣
ジョーカー｢何してんだよ！｣
『私はやらなきゃいけない事があるの。ごめんね。』
紅丸｢A！！！｣
纏は2人を乗せて浅草に向かった。
『相手して貰おうか！』
『お前らの魂胆は分かってる。アドラバーストも揃ったんだ。もう。燃える日は近いんだろ？』
ハウメア｢あとは姫がこっちに来るだけさ。｣
『紅…約束破るね…』
深く息を吸った。