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亜嵐「こんな時に言うのもへんなかんじだけどさ、聞いて欲しい。」
『ん?』
亜嵐「…俺、まだAのこと好きだよ。」
『…っ』
亜嵐「ずっと待たせてごめん。
昨日、酔っ払った時に言われた」
『私に?』
亜嵐「うん。
ずっと待ってたって言われて、俺ちゃんとケジメ付けなきゃって。」
『…亜嵐が言ってる通り、わたしずっと待ってた。今でも待ってる。亜嵐のこと忘れたことなんてない。』
亜嵐「ごめんな、今まで。
俺大人になったつもりだったけど、全然だった。」
『私こそごめんなさい』
亜嵐「…改めて、俺と付き合ってくれませんか?」
『っ…はいっ!』
やばい、涙が止まらないよ。
亜嵐「泣きすぎ(笑)」
『ご、ごめん』
亜嵐「もう離したりなんかしない。
ずっと愛してるから。」
『私も、亜嵐の傍から離れたりなんてしない。』
亜嵐「これからも沢山迷惑かけると思うし、嫌な思いもさせるかもしれない、でも、なんかあったら俺に相談して?
一人で抱え込まないで。」
『ごめん、ありがと。
私も亜嵐の支えに少しでもなれるよう頑張るから。』
亜嵐「愛してる。」
『私も、ずっと愛してます。』
長い年月が経っても
巡り巡る時間の中で
たくさんの思いを経験して
たくさん泣いて、笑って、苦しんで、
でも、あなたのことは忘れなかった。
だから、もう離さないし離れない。
永遠にあなたのことを愛し続けると誓います。
亜嵐、愛してる。
〜Fin〜
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作者名:みお | 作成日時:2018年9月19日 23時