巡る時間の中で (ページ43)

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Alan side

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『A？…
寝た？』

俺が少し怒鳴ってから、Aはネジが取れたかのように

少し様子が変わって俺に反抗してきた。

少し喚いてから眠ってしまったっぽい。

『…ごめんな』

俺、待たせすぎたんだよな、きっと。

『そろそろ帰るぞ？
起きろ』

あなた「むぅ…ありゃん…」

『っ…///』

待って、可愛すぎる。

ありゃんだって。

とりあえず家に…

待て、俺Aの家知らない。

『A、家どこ』

あなた「～…」

って話し出したのはいいけど

『それ、俺の家の住所(笑)』

まぁとりあえず俺の家に寝かせるしかねぇな

それからタクシー捕まえて俺の家に。

『A、水飲んで』

あなた「やーだ」

『A！』

あなた「わーった」

そう言って仕方ないように飲むA。

『とりあえずもう寝な。
ほらおいで』

そう言って手を引いてベッドに寝かす。

『んじゃ俺シャワー浴びてくるから』

そう言って寝室を離れた。

シャワー浴びてても頭の中はAに支配をされていて、

"ありゃん"

『…やべ、無理//』

急いでシャワーを終えて着替えて寝室を覗いて見た。

Aのそばに行ってみる。

俺の気配に気づいたのか、うっすら目を開けて俺を見るA。

あなた「ありゃんだぁ。
ありゃんも寝よ？ね？」

『俺まだいいから、早く寝な？』

俺が離れようとすると俺の袖を掴まれる。

あなた「や。一緒に寝る」

そう言って聞かないから、仕方なく一緒に寝る。

すると抱きついてくるA

なんか急に悲しくなってきて、

『ごめんなぁ～』

ｷﾞｭｯ

あなた「大好きだよ、亜嵐」

それ言って俺を抱きしめて寝てしまったA。

だから俺も抱き締め返していつの間にか意識がなかった。

夢の中で、Aに会えたらなぁ。

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