塩のトリコ

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涼太「玲於に相談した？」






龍友くんの後ろから現れた涼太くん。






『してないよ、できるわけない。

だって多分玲於くん、納得してくれないもん。』






龍友「まぁもし僕が玲於の立場やとしても、

離れ離れは嫌やなぁ。」






『…私も嫌だ。

だけどっ』





玲於「龍友く〜ん」





『こ、この話は忘れてね。』






龍友「っ、なんや玲於」






玲於「ちょっと相談があるんだけど。

って、Aいたの。涼太くんも」






涼太「俺のついで感」





『席外すね、行こ！涼太くん』





涼太「んじゃ、外行こっか。」





ﾊﾞﾀﾝｯ






龍友「Aたちもおらんなったことやし、

相談ってなんなん？」





玲於「Aから何も聞いてない？」





龍友「何を？」





玲於「例えば、他に好きな人出来た、とか。」






龍友「…聞いてないけど、なんでなん？」





玲於「最近様子が変なんだよ。

休みの日も2人で過ごすのが普通だったんだけど、

最近自分の部屋で過ごすようになって。

たまに夜に泣いてるし。」






龍友「そうゆうことなぁ。

直接本人に聞くしかないわな。」






玲於「だよなぁ。様子みて聞いてみるわ」







ーその日の夜 家にてー






玲於「A〜。部屋から出てきて」





『…っ、今行く。』





玲於「またアイツ泣いてたな。

物音もすごかったし。」





ｶﾞﾁｬｯ





『な、なに。』





玲於「話がある。」





『そっか、私も話ある。先話してもいい？』





玲於「あぁ。」






『率直に言うね。

私と別れてください。』





玲於「は？何言ってんの？」





『ご、ごめん。でも別れて欲しい。』





玲於「何？俺なんかやった？」





『なんもしてないよ。ただ…』





玲於「他に好きな人出来たんだ、そっか、そーだよな」






『違っ「まぁいいよ、おまえがそうなんだったらなんも言えねえわ。」違うって、』





玲於「とりあえず今日はもう出てってくれ。

E-girlsの子とかに泊めてもらえ。

1人にしてくれ。」





『わ、わかったっ、』





しばらくしてキャリーケースを持って部屋から出てきたA。





玲於「なんだよ、出ていく準備してたのかよ。」





『…ありがとね。じゃ、ばいばい。』






ﾊﾞﾀﾝｯ





prrr






タイミングよく電話がなった。





『もし、もし』





「もしもし？ん？どうした、なんかあった？」






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