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『お風呂ありがとう。』
涼太「いえいえ〜適当に座っといて」
涼太「はい、これ」
そう言って私の前にある机にコップを置いた涼太くん。
『やった、ミルクティーだ!』
涼太「Aの好物だもんな」
そう言って私の向かいに座った。
『なんか久しぶりだ、涼太くんの家』
涼太「前もこんなことあったよな」
『ほんとだぁ....いつも迷惑かけちゃってごめんね。』
涼太「迷惑じゃないから、いつも言ってるけど(笑)」
『玲於くんからちゃんと聞きたかったんだよね、』
涼太「まぁそりゃそーだよね。
本人の口から直接聞いた方が不安も少し無くなるし。」
『うん、お互いの性格上こうなることも何となくわかってたんだけどね、
なんにも行動に移せなくって。』
涼太「明日ちゃんと話しな。亜嵐くんには言っておくから。」
『ん、ありがとう。』
『涼太くんのこと好きなままでいたら、
こんな思いせずに済んだのかなぁ。
思わず心の声が声に出てしまい慌てて口を抑える。
涼太「今更?
今そんなこと言ったら玲於可哀想だよ(笑)」
『ほんとだ、なんか懐かしいなぁ。
デビュー当時くらいに戻った気分。』
涼太「もうそんな前かぁ」
『いつの間にかドームツアーができるくらいまで来ちゃったよ。
ほんとあっという間。』
涼太「だから早く元通りになってな。」
『もちろん、そうしなきゃ私ダメになっちゃうもん』
涼太「Aは玲於いないとダメになるもんな(笑)」
『治さないと(笑)』
_____
朝になり涼太くんと2人で昨日のスタジオに着いた。
『着いちゃった。』
涼太「とりあえず中に玲於いるから、行ってきな。」
なにやら私たちのために玲於だけスタジオにいて他のメンバーはまだ来てないらしい。
ガチャッ
『お、おはようございます。』
私が入るなり私の姿を見た瞬間目を少し見開いてこっちを見る玲於くん。
玲於「おはよ」
玲於「あのさ、昨日はごめん。」
『え?』
玲於「俺あの撮られた相手の人となんもないから、その、えっと、俺A一筋だし、浮気なんてする訳ないし。」
不器用ながらも、言葉はつまりながらでも
私にちゃんと話してくれたこと。
『うんっ、ありがとう』
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いわのあ(プロフ) - Cherryさん» いえいえ!こちらこそ素敵な作品ありがとうございます!更新大変だけど頑張って下さい! (2019年2月23日 19時) (レス) id: d075a3c535 (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - いわのあさん» ありがとうございますm(*_ _)m これからも頑張ります!! (2019年2月23日 19時) (レス) id: c5b05d74b9 (このIDを非表示/違反報告)
いわのあ(プロフ) - Cherryさん» 名前変えました!乃愛です!いえいえ!いつも楽しみにしています! (2019年2月23日 14時) (レス) id: d075a3c535 (このIDを非表示/違反報告)
Cherry(プロフ) - 乃愛さん» ご指摘ありがとうございます!吉沢亮くんって打ったつもりでした(--;)助かりました! (2019年2月23日 11時) (レス) id: c5b05d74b9 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 9ページのところの、吉田亮って、吉沢じゃないですか…?間違っていたらごめんなさい! (2019年2月23日 1時) (レス) id: d075a3c535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みお | 作成日時:2019年2月17日 10時