195.キミにはお見通し ページ32
何度聞いても翔くんは私の行きたい所へ行きたいとしか言わなくて…。
もうこれは何言っても決めてくれないなと思った私が選んだのは、
木で作られたオシャレで落ち着いた可愛らしい雰囲気のお店。
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お店に入った翔くんは、キョロキョロお店を見渡して、『うんうん』みたいな『ふ〜ん…』みたいな様子で席に着いた。
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「…翔くんって、あんまりこういう感じのお店入らないの？」
翔「ん？あー、まぁ入んねぇけど」
「…けど、？」
翔「いや、…なんかAに似てんなぁと思っただけ」
「…お店が？」
翔「うん。なんか似てね？雰囲気とか」
「、…そ、そう……？」
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…翔くんから見た私って、こういうイメージなのか……。
そう思うと、カァッ…と恥ずかしさが込み上がっててきた。
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ご飯を食べ終わり、雑貨屋さんや服屋さんをブラブラ。
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…あ、このお店可愛いな……。
途中で見つけた私好みの服屋さん。
それを無意識にジーッと見ていたのか……。
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翔「入るか？」
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翔くんがそのお店の前で立ち止まって、私を見た。
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「、え、…あ、…い、いい！別にいい！」
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私が行きたい所ばっかり行ってもらうのは凄く気を遣ってしまう。
それに、翔くんに悪いし、自分が嫌だ。
なのに……。
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翔「あっそう。でも俺入りたいから入る」
「、あ、えっ！翔くん…！？」
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私のそんな気持ちとは裏腹に、翔くんは私の手をひいてお店の中へ入って行く。
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いや、絶対…入りたいなんて思ってないはず。
きっと私が断れないようにわざとああ言ったんだなぁ…と思うと、ふわん…と心が弾む。
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……翔くんには嘘なんてバレバレなのかな…。
ほんと、この人には敵わない。
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な り き(プロフ) - キル・ハーヴェイさん» キルさん！お久しぶりです(^^)嬉しいお言葉ありがとうございます！今まで幸せにしてもらってた分に比べたら待つのなんて容易いもんですよ！2年後以降、また5人の笑顔が見れる日まで頑張って生きて行きましょ！(笑)楽しんでもらえるように私も頑張ります！ (2019年2月11日 23時) (
レス) id: 5f402c1bf7 (このIDを非表示/違反報告)
キル・ハーヴェイ(プロフ) - お久しぶりです♪ 更新ありがとうございます(^^)楽しみにしていました♪ 寂しいですけど、きっと戻ってくると信じて、そしてここでの皆さんの小説に元気をもらっている1人です(´∀｀*) これからも、楽しみにしています！ (2019年2月10日 20時) (レス) id: ce04af8a29 (このIDを非表示/違反報告)
な り き(プロフ) - キル・ハーヴェイさん» わざわざ感想ありがとうございます！そう言って貰えて嬉しい限りです！最後まで楽しんで頂けるように頑張って書かせて頂きます(*^^*) (2018年11月13日 20時) (レス) id: 32ab660897 (このIDを非表示/違反報告)
キル・ハーヴェイ(プロフ) - こんばんは！！最初から3回くらい読んじゃった笑途中で滅茶苦茶なきそうになりました....心に訴えてくるものがありますね！楽しく、読ませていただきます！！！ (2018年11月11日 19時) (レス) id: c460069ae3 (このIDを非表示/違反報告)
な り き(プロフ) - 智恵里さん» えっ、、めっちゃ嬉しい…。智恵里さんのコメントに泣きそうです…( ﾉД`)わざわざコメントありがとうございます！引き続き頑張って書かせてもらいます！笑 (2018年6月19日 1時) (レス) id: 32ab660897 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な り き | 作成日時：2018年6月17日 11時
