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130.好きなヤツ -S.side- ページ11
【翔side】
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雅紀「あの２人何話してるんだろーねぇ」
雅紀の彼女の奈々とかゆーヤツに、ちょっとどっか行ってと言われ雅紀と２人で静かにジュースを飲んでいた。
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翔「んな事より、お前の女どうにかなんねぇの？」
雅紀「え、何何。奈々のこと？どうにかなんねぇのって…まさか翔ちゃん！奈々のこと狙ってるの？！」
翔「アホか。そーじゃなくて、あいついろいろと強引過ぎんだろ。頑固っぽいし」
雅紀「あ〜そうゆう事ね。よかったぁ…翔ちゃんライバルじゃ俺勝ち目無いもん」
翔「いや、どう考えてもあいつはお前にベタ惚れだろ」
雅紀「えー！もぉ翔ちゃんったら〜♡」
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雅紀が嬉しそうな顔して俺の事をバシバシと叩いてくる。
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雅紀「ま、でもそうだよね。翔ちゃんはAちゃん狙いだもんね！」
翔「……、」
ニコニコ楽しそうにニヤけて俺を見る雅紀をギロッと無言で睨むと、
“ 翔ちゃん怖〜いっ！ ”
とわざとらしく言いやがる。
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てか俺、雅紀にバレてるって……
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どんだけ分かりやすいんだよっ…、
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作者名：な り き | 作成日時：2017年10月16日 14時
