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77.憧れじゃない、好き ページ5
奈々「憧れとかじゃなくて、ホントに好きなの？」
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憧れ…じゃないと思う。
私にはまだそうゆう好きの区別がそこまで付いてないけど…。でも、前に奈々が言ってた事が当てはまってる。
それにあの時、あの大野さんを見た瞬間。
何かが私の身体をビリビリと電気のように走って
自然と好きって、知らない間に自分の口がそう言ってた。
私はこれを恋だと思いたいし、そう思う。
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「……うん。好き…。大野さんが好き」
奈々「…そっか。なら応援しないとね！まずは邪魔者をどうにかしないとね〜」
「…邪魔者？」
奈々「…そう。邪魔者(笑)」
そう言って奈々が私の後ろを指差した。
ゆっくり後ろを振り向くと、そこにいたのは
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「っ、翔くん…」
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作者名：な り き | 作成日時：2017年8月18日 17時
