今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:52,631 hit
小｜中｜大
86.奈々の疑問 ページ14
奈々「そんな事言ってたら一生大野先生と結ばれないよ！？何でもいいから誘えバカッ！！！」
.
.
バ、バカッて……。
力強い奈々からの後押しに負けて……
.
「……わ、わかったよ。誘ってみる…」
奈々「よしっ！私の勝ち！！(笑)」
片手でガッツポーズをし、勝ち誇ったような顔をする。
「うん。だから、ちょっと座って…。恥ずかしい…」
周りからの視線が痛い。
.
.
奈々「あ…、ごめん…」
ようやく周りの視線に気付いた奈々が、周りにペコリと頭を少し下げて静かに席に座った。
.
.
奈々「んー…でも大野先生もよく分かんないねぇ」
机に肘を付いて口をむぅとして眉間にシワを寄せる奈々。
.
「…何が？」
奈々「普通さ、彼女出来たらいくら許可貰っても家に女がいたら追い出すもんじゃない？」
「…きっと私に気使ってるんだと思うよ？それに…大野さんは私のこと女じゃなくて、女の子としてしか見てないよ」
奈々「んー…それだけとは思えないんだよなぁ」
さっきと同じポーズで私をなんとも言えない目で見てくる。
.
「……、何っ」
奈々「いやー？…ま、私はいつでもAの味方だから。頑張って略奪しちゃって下さい」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：な り き | 作成日時：2017年8月18日 17時
