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☆ ページ13
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校長「じゃあ、これから3週間頑張ってください。
それと何か困ったことがあったら遠慮せずに聞いてくださいな。」
「これから3週間、よろしくお願いします！」
「あ、それと明日から車で来てもらってもええですよ。
まだ職員用の駐車場が空いてますから。
くれぐれも事故だけは気をつけてくださいね」
「ありがとうございます。」
俺の顔を見て、にっこり笑う校長。
60歳を超えてるって挨拶に来た時
話に聞いとったけど…
シワ1つあらへんし…
どう見たって年より若く見えるわ。
まあ、今の俺にはどうでもええけどな
「ほな、担当するクラスに行きましょか？」
そう言ったのは俺が実習させてもらうことになった1年A組の担任をしとる…
藤山先生。
歳は…30…後半ぐらい？
おっとりしとって、優しそうな先生や。
「あ、そうや！」
「急に何すか？」
長い廊下を2人で歩いていたら
急に藤山先生が立ち止まった。
「あなた、とてもカッコええから
生徒にすぐ好かれると思うけど、
くれぐれも気をつけてくださいね。」
何を気をつけるって言うねん！
「……はぁ」
いきなり何を言うかと思えば…まったく。
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作者名：ち ぇ る | 作成日時：2017年1月27日 18時
