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"恋"という言葉の意味を知らないまま訪れていた
まだ4歳だった頃の私の初恋_________
もう気づいた時には、無我夢中で前に見える大きな背中をひたすら追いかけていた。
無条件に全部、大好きになっていた男の子…
それが、のんちゃん。
もしかしたら…初めて会うた瞬間からうちの瞳には、のんちゃんしか映らんように既に神様に仕組まれてたかもしれへん笑
ほんとにそうやとしたらうちは神様に心から感謝するわ
だってあたしの心の中には今でも
ずっと想い続けてる_________
あれから10年…
あっち見てもこっち見ても全部女！！！！！
お？男の匂いが…
匂いがする方に向くと、
おじいちゃん先生か〜い！笑
どうしてこうもうちの周りに男がおらんわけ！？
うちは今、自分の意思に関係なく親が勝手に決めたカトリックの中学、高校とエスカレーター式の女子校に通っている。
なんでこんなに毎日毎日アーメン言わなきゃあかんの！！！
「はぁー。完全に騙された…」
多分あの時が原因やん。いや、絶対そうや。
遡ること3年前…
『A、見てみー？この制服めっちゃかわええやろ？』
忘れもしない…小学校の時おかんに制服をきた女の子の写真を見せられたのが始まりで…
『うん！A、あの制服着てみたいわ！』
うちはキラキラと目を輝かせてこう言った。
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作者名：ち ぇ る | 作成日時：2017年1月27日 18時
