とある吹奏楽部での出来事【歌い手】

30話 ページ36

Aside



やばい………このままだとまた病院に連れてかれる



そんなの、や…だ



目が見えなくてなにが出来るって言うの…？



なにも…ない。なにも



目が見えないなら、



『生きる価値なんてない』



バチン…！



私「ッ！」



そらる先輩？私をビンタ…した？なんで？



そらる「お前今の全部声に出てるぞ」



うそっ…あーあ、よりによってそらる先輩に失明したことバレるなんて



そらる「お前の様子がおかしかったのは目が見えないからか。お前になにがあったのかは俺は知らねーけど、目が見えないだけで生きる価値がないっていうのはおかしいんじゃないか？」



目が見えなくて生きる価値がないのがおかしい？そらる先輩なに言ってるの？



私「そらる先輩には分からないくせに!!!!!!」



そらる「あっ、ちょ待てっ！」









あれから、どれくらい走っただろう…私の足はもうボロボロで動かない…目が見えないから色々ぶつかったけど足の感触からしてどうやらどこかの雑木林に入ったらしい…



あーあ、そらる先輩に八つ当たりしちゃったな。



もう、なにもかもが嫌だ…



このままここで誰にも見つからずに死んじゃおっかな…



私がいくら酷い目にあったってどうせ誰も助けてくれないんだし…親をなくして、始めて信頼出来る人が出来たのにな



やっぱりみんな私を見捨てるんだね。







そのまま私は眠りに着いた…







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長らく更新しなくてすみませんでした！！

あのですね、テストという魔物と戦っておりまして、やっとその魔物を倒すことができました！！いや〜手強かった←

ほんとにすみませんでした！！！
これからなるべくはやく更新したいと思います(何度目)

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