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おはなし4 ページ6

コナンくん視点


「コナンくん!」



「安室さん!」

港入り口は野次馬や警官で混雑しており
テープが張られた空間には二人の女子生徒がビニールに隠されていた



「容疑者は..もう出たのかい?」


「いや..まだ」


回りを見ると隅っこのほうで制服をきた女子生徒が背を向けて泣いているのがめに写る



どうにもそれが気になって安室さんに一言言ってその場を離れた






「__お姉さん?」


そう声を掛ければ少し方を揺らし、その女子生徒は振り替える
今さっきではなく少し前から泣いていたようだ





「う、うん?どうしたのぼく?」


「大丈夫?ハンカチいる?」

そういって差し出せばありがとう、といっても受けとる



「___死んじゃったのお友達?」


そうきくと彼女は少し同様を見せる

だがその瞳はすぐにまっすぐ見つめ
うん、と返事をした




「学校の..おんなじクラスなんだ」



「なんて名前なの?」

「え、ええと、かれんちゃんとありさちゃんって言うの」




「コナンくん!...そちらの女性は..?」

「あ、安室さん、死んじゃった人のお友達だったの」


「それは..!あの、お名前をお聞きしても?」


「あ、橋本京香で、す..」


安室さんは京香さんの手をとって「詳しいことを聞いてもよろしいですか?
友人さんの命を奪ったひとを捕まえたいでしょう? 」ときくと女性は少し、ほんの少しだけ瞳の奥が動いた








____


「あ、あの、安室さんはどういった職業なんですか?」


「ああ、僕は探偵をやっているんですよ」


それに対して京香さんは少し視線をずらし「そうなんですか、凄いですね」

と言った
その声は少し震えていて、安室さんを怖がっているように見える




「(この人、怪しいな...もしかして、なにか知ってるのか?)」


そう思っているときどうやら安室さんも同じようで安室さんはすぐに口を開いた



「京香さんだって立派な人だと思いますよ。
普通だったら鬱になってしまうかもしれないのに」

「い、いえ..私なんてダメです。
高校に入ってもぼうっとしてて、そう..」


なんの言葉を続けようとしたのか、それはわからないがそう言って口を閉ざしてしまった







「(やっぱり怪しい。なにか隠している)」


そう思った矢先、怒鳴り声が聞こえた

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作者名:あゆぅみ | 作成日時:2018年12月27日 23時

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