私よりも化け物がいた ページ8
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五条悟は、
“生徒に手を出すな”、
“呪力を使うな”
とは言っていたが、
“バレるな”とは言ってない。
乙骨「……」
乙骨は私に近づこうとした。
ズンッ
教室に乙骨が足を踏み入れた瞬間にわかる、
奴の呪力の強さ。
空気に漂う呪力で押しつぶされそうだった。
長時間ここにいたら、気分が悪くなりそう。
乙骨「…君は、呪霊だよね。
たぶん特級クラス、」
『…は?』
乙骨「…」
『何を言ってるの?』
私がそう言うと、乙骨は俯いた。
乙骨「…ごめん。僕の勘違いかもしれない。」
『…』
乙骨「でも、里香ちゃんが怖がってるんだ。
君のことを。」
『里香ちゃん…?』
その瞬間、
『!』
「「コワイヨ…ユウタ、ユウタコワイヨォオオオオオオォ!!!!!!」」
女の子の悲鳴と化け物の声が混ざった音がした。
なんだ、こいつは。
なんだ、この化け物は。
乙骨「待って!!!!だめだ!里香ちゃん!!!!!!」
その怪物は、
乙骨の制御を押し切り、
凄まじいスピードで私に突撃してきた。
ドオォオオオォォン!!!
と、劈く音がなり、
私は外へ放り出された。
『……(なんだ、あの化け物は)』
『(このまま戦うか?)』
『(いや、生徒に手を出したら五条に殺される)』
とか、いろいろ考えてたら、
グラウンドまで飛ばされた私を
運良くパンダがキャッチしてくれた。
パンダ「おい!!!大丈夫か!!!!」
真希「しっかりしろ!生きてるか?!生きてるか?!」
棘「おかか!おかか!!!」
3人はひどく心配してくれた。
『生きてる』
パンダ「良かったァ!!!!」
こいつら、普通に良いやつだと思った。
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ツバメ - マキと彼女の手合わせ時乙骨達以外にもし甚爾が高専の講師やってこれを観てたら乙骨は兎も角マキの様に手加減されてるのに気づくだろうし訳ありの呪霊程度にも気付くかもしれないですね! 甚爾出演無理ですかね? (2022年2月17日 18時) (レス) @page30 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - みくさん» ありがとうございます。ご期待に答えれるよう努めていきますので、これからもよろしくおねがいします (2022年2月12日 0時) (レス) @page33 id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 意味で占ツクで見てきた中でいっちゃんドストライクです。更新待ってます❤️ (2022年2月11日 21時) (レス) @page31 id: e565c66f21 (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - Umiさん» 最高のお言葉をありがとうございます (2022年2月11日 8時) (レス) id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - nanaさん» ありがとうございます!夢主かっこいいですよね。これからもっとかっこよくなるのでお楽しみに (2022年2月11日 8時) (レス) @page30 id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:0000 | 作成日時:2022年1月31日 21時