男心と秋の空 ページ43
．
パンダと棘に会って、
女子寮で真希の安否を確認した後、
私は自分の部屋に戻った。
…
『ふぅ』
ベッドに寝転がって、天井を見ていた。
ここ数日の出来事をいろいろ思い返せば、
あの呪霊のスライムの感触を思い出してしまう。
『気持ち悪…』
それに、青痣が言っていたあの言葉。
「“あの人”が来るまで待つ」
“あの人”とは、五条に化けたあの男だったんだろうか。
他にもいるのかな？
『…』
ただ、私を捕まえてまで何をしたかったんだろう。
確かに私は生き返ることができるけど、
それを誰かに享受したり、
誰かに呪いを引き継いだりすることはできない。
かといって、それ以外で私の術式には何の特徴もない。
メリットが見当たらないんだけど…
『………疲れた…』
はぁ、…とりあえず今日は疲れた。
五条「…ほんとお疲れ様だったね、もうおやすみかい？」
『!?!?……は？』
私がベッドでウトウトしそうになっていたら、
いきなり目の前に五条悟が現れていた。
私の顔の横に両手をついている。
『…なにしてんの？』
五条「何って？迎えに来たんだよ？」
『……迎え？』
五条「うん。家に帰るよ。」
そういうことか、また五条の家に私も戻るのか。
五条「俺と居たほうが、安心できるだろう？」
確かにそれはそうだ。
五条「クックック…
あ〜五条悟は本当に最強だし、
見た目もイケてるし、
とにかく言動もかっこいいでしょ？」
『…』
だが、本当にこの男は残念すぎる。
『…わかったから、手退けて。』
五条「ハイハイ、」
そういうと、「よいしょ」と、
五条はベッドに乗り、逆に私の上に跨った。
『え？…話通じてなさすぎない？』
五条「ん？ほら、退けたよ」
と、私の腹に乗ったまま、
顔の横についていた手を離し、
両手をあげている。
『私の上から退けって言ってんの、聞こえない？』
五条「ん〜？お前、そんな物言いできる立場だっけ？」
『…』
______私が右手で五条の顔を殴ろうとしても
五条との間にある無限のせいで、届かなかった。
五条「……今日さ、
なんとなくわかったんだけど、
俺、反抗的なA好きかも」
『は？』
五条「…新しい癖、見つけちゃったっぽい」
『うわ、きも』
五条「そういうのいいねぇ…手懐けたくなる」
と、私の頬を撫でる。
助けて、りかちゃん。と、
乙骨みたいに叫びたくなった。
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ツバメ - マキと彼女の手合わせ時乙骨達以外にもし甚爾が高専の講師やってこれを観てたら乙骨は兎も角マキの様に手加減されてるのに気づくだろうし訳ありの呪霊程度にも気付くかもしれないですね！ 甚爾出演無理ですかね？ (2022年2月17日 18時) (
レス) @page30 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - みくさん» ありがとうございます。ご期待に答えれるよう努めていきますので、これからもよろしくおねがいします (2022年2月12日 0時) (レス) @page33 id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 意味で占ツクで見てきた中でいっちゃんドストライクです。更新待ってます❤️ (2022年2月11日 21時) (レス) @page31 id: e565c66f21 (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - Umiさん» 最高のお言葉をありがとうございます (2022年2月11日 8時) (レス) id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - nanaさん» ありがとうございます！夢主かっこいいですよね。これからもっとかっこよくなるのでお楽しみに (2022年2月11日 8時) (レス) @page30 id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：0000 | 作成日時：2022年1月31日 21時
