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無下限呪術が無ければよかったのに ページ41






『!』

五条「!」

「また、会いにくる」


ボフンッ、と音を立てて、男は消えた。

『…』

五条「…逃げられたか。
いや、今のは本体じゃなさそうだな。」

今のが本体ではないにも関わらず、
五条悟のコピーを作成し、特級レベルの呪霊を瞬殺、
腹を貫かれても形成を保つ呪力量。

奴は一体何者だったんだ?


五条「…A、とりあえず高専に戻ろう。

皆が心配してる。」



そう言い、五条悟は歩きだした。

でも私は歩き出せなかった。


『私が戻れば、また奴らが来るかもしれない。
そうすれば真希や乙骨に、危険が及ぶ可能性が…』


奴等の狙いは、私だ。




五条「何言ってんの」


『…』


五条「…もちろん、みんなが居なくても
Aは一人で生きていけるぐらい強い。
でも今回みたいに弱いけど、
制約が強ければ太刀打ちできなくなる。

味方は多いに越したことはないだろう?」




五条は私の扱いが上手くなった。
感情論ではなく、理性的に話を進める。



『…』


五条「それとも、

ついて行きたくないぐらい、

俺のこと嫌い?」




“一回死んでみたら、私の気持ちわかるよ。きっとね。”
“って、五条悟にできたらいいんだけどね”


この言葉を、五条は聞いていた。



『嫌い……。でも好きでもない。

まぁ今は、少し感謝してるけど。』

そう言うと、五条は笑った。



五条「そうか。じゃあ、高専に帰ろう。」

と、スタスタ長い脚で廃ビルを出ていく。


.


伊地知、運転の車に乗り込んだ。

高専への帰り道。


『五条、』

五条「なんだい?」

『なぜ、すぐに出てこなかった?』

五条「なんでだと思う?」

『知るか、そんなの』

そういうと、五条は怖い怖いと笑う。


『…五条に化けた呪詛師が出てくる前にお前が出てきていれば、あの赤痣と青痣の呪霊を捕まえて、いろいろと話を吐かせることができたのに……遅いんだよ、出てくるのが』


私がそう愚痴をこぼすと、


五条「いやぁ、そろそろ出ようかなって思ったら、
なんか俺のそっくりさん出てきて、出づらかったし、
それに…」

『…それに?』

五条「あの、紫スライムの展開、
ちょっと…エ ロかったじゃん?
もうちょい、見たかった。」

『…』

今なら五条悟を殺せる気がする。



バリンッ!!!!

車の窓ガラスを割った。



伊地知「ヒイッ!!!」

五条「やめてよ〜怖いな」

『…』

無下限呪術がなければ、こいつ殺したのに。

ただいま高専→←そっくりさんと本物



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ツバメ - マキと彼女の手合わせ時乙骨達以外にもし甚爾が高専の講師やってこれを観てたら乙骨は兎も角マキの様に手加減されてるのに気づくだろうし訳ありの呪霊程度にも気付くかもしれないですね! 甚爾出演無理ですかね? (2022年2月17日 18時) (レス) @page30 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - みくさん» ありがとうございます。ご期待に答えれるよう努めていきますので、これからもよろしくおねがいします (2022年2月12日 0時) (レス) @page33 id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 意味で占ツクで見てきた中でいっちゃんドストライクです。更新待ってます❤️ (2022年2月11日 21時) (レス) @page31 id: e565c66f21 (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - Umiさん» 最高のお言葉をありがとうございます (2022年2月11日 8時) (レス) id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - nanaさん» ありがとうございます!夢主かっこいいですよね。これからもっとかっこよくなるのでお楽しみに (2022年2月11日 8時) (レス) @page30 id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:0000 | 作成日時:2022年1月31日 21時

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