そっくりさんと本物 ページ40
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…
『_______って、五条悟にできたら良いんだけど』
石に刺さる五条は唇を噛み、私を見ていた。
『ねぇ、五条。そろそろ出てきたら?』
私がそう言うと、
バッゴーーーーーンっと壁をぶち破って、
粉塵の中から“本物”の五条悟が出てきた。
五条「さすが、A。
このまま騙されたら、どうしようかと考えてたんだ。」
シューーーーーーーっと、音を立てて、
五条悟から細く色黒の男に変化した。
「ッ……いつから気づいていた?」
『最初からよ。』
「…」
『さすがに無下限呪術はコピーできないんだね。
それ以外は本当に五条悟だった。』
五条「えーー俺、こんなかんじなの?
俺のほうがかっこよくない?」
『知らないし、そんなの』
本物の五条悟は、いちいち五月蝿い。
突き刺さっている男に目線を合わせるように
五条は膝に手をつく。
五条「君はさぁ…仲間を殺してまで
五条悟に化けてたけど、
Aを助けたら、Aがきっと騙されて、
簡単に自分のものにできると思ったんだろう?」
五条悟は笑っていた。
五条「それは考えが甘いなァ。
この女は異常に五条悟を嫌っている。
化けるなら乙骨憂太にするべきだった。」
『…』
ちがう。
異常に、ではなく、
正常に、嫌っている。
五条「で、お前はどこの回し者だ?お前、呪詛師だろ?」
「っ“」
私の“殺石術”は見たものを石にできることができる。
それだけではない。
地面から石を作り出したり、
こんなふうに石に呪力を流し、
刺さった場所から石化させることもできる。
五条「A。まだ、殺すなよ。」
『殺すわけ無いでしょ』
喋れなくなるまで痛めつけるつもりはない。
でも自白するまでは多少の拷問も仕方ないとは思う。
「…貴様らはなにもわかっていない」
血を吐く、男は笑っていた。
「コレは呪いという言葉で片付けれるような、単純な話ではない…っ。生きとし生けるもの、死を目の前にし、初めて人は呪いを実感する…!!!!」
大きな目を見開き、目を充血させ、
血を吐き続けながら、奴は喋り続ける。
なにを言ってるんだ、こいつは。
「今、私は、呪いを、実感、している…!!!!」
『…』
こいつ、腹を突き破られても、
反転術式せずに喋り続けている。
どういうことだ、
普通の呪霊や人間なら死んでるはずなのに、、
“普通の、呪霊や人間”?
「貴様には、感謝しているぞ。A」
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ツバメ - マキと彼女の手合わせ時乙骨達以外にもし甚爾が高専の講師やってこれを観てたら乙骨は兎も角マキの様に手加減されてるのに気づくだろうし訳ありの呪霊程度にも気付くかもしれないですね! 甚爾出演無理ですかね? (2022年2月17日 18時) (レス) @page30 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - みくさん» ありがとうございます。ご期待に答えれるよう努めていきますので、これからもよろしくおねがいします (2022年2月12日 0時) (レス) @page33 id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - 意味で占ツクで見てきた中でいっちゃんドストライクです。更新待ってます❤️ (2022年2月11日 21時) (レス) @page31 id: e565c66f21 (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - Umiさん» 最高のお言葉をありがとうございます (2022年2月11日 8時) (レス) id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
0000(プロフ) - nanaさん» ありがとうございます!夢主かっこいいですよね。これからもっとかっこよくなるのでお楽しみに (2022年2月11日 8時) (レス) @page30 id: 62510eceb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:0000 | 作成日時:2022年1月31日 21時