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side龍友
龍「もうすぐ楽屋やからなー」
ぐったりして僕の背中に乗る涼太に声を掛ける。当たり前だけど、返事は帰ってこない。
亜「なにが、あったんだろ、」
龍「気になるよなぁ、」
どうして人気のない廊下にいたのか。
どうして倒れたのか。
どうして…泣いていたのか。
涼太の目元は赤くなっていて、それまでにも泣いていたことを感じさせた。
亜「っ、涼太さ、こんなに骨張ってたっけ、」
涼太の背に手を当てた亜嵐くんが呟いた。
その時、楽屋にいたときに感じた涼太の体重の異常な軽さを思い出した。おんぶをすると更によくわかる、明らかに軽い。
亜嵐くんが言うように、骨張っているのもわかる。
龍「体重もかなり減ってそうやねんなぁ、」
亜「心配だよね、」
ガチャ
龍・亜「ただいま、」
GENE「おかえり…え？」
やっとのことで楽屋に着いた。
そりゃ驚くよな…
メ「話は後で聞くから、とりあえずソファに寝かせてあげて」
メンさんがすかさず落ち着いて指示を出してくれる。
裕「毛布貰ってくるわ！」
隼・玲「お、俺らも、」
メ「じゃあふたりで水とか買ってきてもらっていい？」
隼・玲「任せて！」
龍「ソファおろすで、」
意識のない涼太に声を掛けてソファへ寝かせる。
涼太の手を握り、反対の手で頭を撫でる。
よく見るとその顔色は決して良いとは言えないもので、隈もできてしまっまている。
なんでもっと早く声を掛けてあげなかったんだろう。涼太はひとりで苦しんでいたんだ。
今さら後悔なんてしても遅いのに。
龍「ごめんなぁ、ほんまにごめんなぁ」
何度も呟いて頭を撫でる。
メ「龍友だけの責任じゃないよ。これはみんなの問題」
亜「涼太、何か話してくれるかな、」
裕「けどとりあえず、今は休むこと優先やなぁ」
龍「っ、またや、」
亜「辛いんだね、」
また、涼太の瞳から涙が零れ落ちる。
何度も何度も、優しく拭ってやる。
どれほど傷付いたんだろう。
今までもたくさん傷付いてきたのに。
きっとまた、傷が増えたんだろう。
なんで涼太が。
どうしてこんなにも頑張っている涼太が傷付かないといけないんだろう。
神様、教えてください。
涼太が、僕達が。
いったい何をしたというのでしょうか。
教えてください。
どうすれば僕達は涼太を守れますか？
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npagxp(プロフ) - 叶夢さん» ありがとうございます！ (2020年4月1日 21時) (
レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - 続編も楽しみにしてます(*´∀｀) (2020年4月1日 17時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
npagxp(プロフ) - 叶夢さん» お仕事お疲れさまです！そう言って頂けるととても嬉しいです！できるだけたくさん更新できるよう頑張ります！ (2020年3月9日 16時) (レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - 今、仕事がすごく忙しくて(;_;)このお話読むのが１つの息抜きです(;_;)更新ありがとうございます!! (2020年3月9日 11時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
npagxp(プロフ) - 叶夢さん» コメントありがとうございます！今まであまり末っ子を出せなくてすみませんでした…これからはもう少しバランスよくだせるように頑張ります！ (2020年2月2日 20時) (レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：npagxp | 作成日時：2020年1月19日 10時
