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side裕太
裕「今日はこの鞄にする？」
涼「いかん、もん、」
鞄を見せながらゆっくり話すけど、やっぱり行きたくない涼太くんは行かないの一点張り。
裕「じゃあさ、とりあえず荷物入れるだけ。準備するだけしてみよ？」
とりあえず行くために。ではなくて、準備するだけ。と言って涼太くんを部屋の中に入れることができた。
裕「これ持っていこっか」
涼「ん、」
だけど相変わらず乗り気ではない涼太くんに変わって、俺が涼太くんがいつも持っていくものを入れていく。
涼「これ、」
裕「お、今日はこのタオルか。ええやん」
涼太くんが持っていきたいと差し出すものはちゃんと入れてあげる。
涼「ん、これだけ、」
なんとか涼太くんの荷物を準備することができた。
龍「裕太くんごめん！遅なった！」
裕「できたで。なぁー？」
バタバタと駆け寄ってきた龍友くん。
メ「そこ行ける？もうマネさん来てるんだけど…」
そしてそのタイミングでメンさん登場。
涼「やぁっ…いかんもん…」
そこに反応してしまったのは、やっぱり涼太くんで。
準備はあの後は結構自分からしてくれたから行けるかな、なんて思ってたんやけどなぁ。
裕「仕事がいや？」
そう聞くと目を合わせずに頷いてくれた涼太くん。
裕「そっか。じゃあ俺らと一緒に行ってさ、俺らが仕事してるの見るのはどう？ひとりで留守番も嫌やろ？」
俺の提案にはなかなか頷いてくれない。
メ「お、いいねそれ」
龍「涼太おったら頑張れるわ」
ふたりも上手く話を合わせてくれる。
本当は仕事だから勝手に休みにはできない。だけど今それを言っちゃうと、絶対に行かないと言いかねない。
だからとりあえず、少しづつやっていく。
裕「どうかな？留守番はひとりになってまうねんで？それやったら一緒に行こうや」
涼「ん、」
少し置いて、涼太くんは小さく頷いてくれた。
裕「ありがとう。ほな行こか。みんな待ってくれてるで」
微かに震える涼太くんの手をしっかりと握って車に乗り込んだ。
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npagxp(プロフ) - 叶夢さん» ありがとうございます！ (2020年4月1日 21時) (
レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - 続編も楽しみにしてます(*´∀｀) (2020年4月1日 17時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
npagxp(プロフ) - 叶夢さん» お仕事お疲れさまです！そう言って頂けるととても嬉しいです！できるだけたくさん更新できるよう頑張ります！ (2020年3月9日 16時) (レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - 今、仕事がすごく忙しくて(;_;)このお話読むのが１つの息抜きです(;_;)更新ありがとうございます!! (2020年3月9日 11時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
npagxp(プロフ) - 叶夢さん» コメントありがとうございます！今まであまり末っ子を出せなくてすみませんでした…これからはもう少しバランスよくだせるように頑張ります！ (2020年2月2日 20時) (レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：npagxp | 作成日時：2020年1月19日 10時
