#22 ページ22
sideメンディー
メ「よし、じゃあ帰ろっか」
亜「そうだね」
裕「ほれ、荷物まとめよかー」
隼・玲「はーい」
出来るだけ早めに打ち合わせを終わらせ、帰る準備をする。
メ「涼太おんぶするから荷物任せるね」
龍「手伝うわな」
寝ている間にこっそり体温計で熱を測った。
予想通り熱はあったんだけど、そこまで高くなかったからみんなで様子を見ることに。
せっかく眠れた涼太を起こさないように車に乗り込んで家へ向かった。
幸いにも、途中で涼太が起きることもなく。
メ「もうソファでいいよね」
部屋には連れていかずにソファへ寝かせた。
玲「俺ここにいる」
いつの間にかソファの下に座り込んでいる玲於。
手に台本を持っているのを見ると、たぶん台詞でも覚えようとしてるのかな。
そう思ったけど、たぶん涼太が気になって仕方ないんだろうね。だけど素直に心配だからって言えないのが玲於。
だけど、それでいい。
玲於なりの涼太への優しさだよね。
その間に年上組でご飯を作る。
亜「よし、もうすぐご飯だから手伝ってー」
龍「みんな来てみ？これ見て」
裕「どした？」
メ「なんかあった？」
龍友に呼ばれてリビングへ行く。
そこには、ぎゅっと集まって眠る可愛い弟たちが。
3人とも口が半開き。笑
だけどそれすら愛おしくて。
カシャッ
裕「俺のホーム画決定」
亜「俺にもちょーだい」
いつの間にか裕太くんが写真を撮っていて。
平和な時間。
ずっと続けばいいのに。
龍「もう少しこのままにしといたろか」
メ「そうだね」
こんなにも気持ち良さそうに眠っている所を起こすのは気が引けて。ご飯はまだ少し後でも大丈夫だもんね。
龍「熱測っとこか」
いつの間にか体温計を持ってきた龍友が涼太の熱を測る。
龍「ちょっとごめんやでぇ…ん？｣
メ「どしたの？」
龍「な、に、これ、」
涼太の服を捲る龍友の手が止まった。
龍「これ…」
亜「なになに、」
龍「ちょっとまって、涼太っ！？わかるかっ！？」
急に声を荒らげた龍友。
隼「んっ、」
玲「っさいな、」
思わず目を覚ます最年少コンビ。
龍「なんでこんな熱上がっとるん、」
メ「うそっ、」
龍友の言葉に驚いて涼太に触れる。
メ「っ…」
何これ…
異常な熱の高さ。
龍友の声掛けにも反応しない涼太。
いつの間に熱が上がったのか。
ぐったりと横になる涼太に驚きを隠せなくて。
裕「びょ、病院っ！」
亜「救急車のほうがっ、」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 315人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「病系」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
npagxp(プロフ) - 叶夢さん» ありがとうございます！ (2020年4月1日 21時) (
レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - 続編も楽しみにしてます(*´∀｀) (2020年4月1日 17時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
npagxp(プロフ) - 叶夢さん» お仕事お疲れさまです！そう言って頂けるととても嬉しいです！できるだけたくさん更新できるよう頑張ります！ (2020年3月9日 16時) (レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - 今、仕事がすごく忙しくて(;_;)このお話読むのが１つの息抜きです(;_;)更新ありがとうございます!! (2020年3月9日 11時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
npagxp(プロフ) - 叶夢さん» コメントありがとうございます！今まであまり末っ子を出せなくてすみませんでした…これからはもう少しバランスよくだせるように頑張ります！ (2020年2月2日 20時) (レス) id: 3150c02125 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：npagxp | 作成日時：2020年1月19日 10時
