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gr視点
彼女は無意識だが人を避けている。
ということは人間不信の状態なのだ。
何とかAとの関係を出来るだけ良い方に持っていきたい。
まだゾムやコネシマとかは彼女を信用してない。そのまま放っておくのはよくない。
仲間同士の争いに繋がりかねないからだ。
どうしたものかと考えていると、呼び出していたあいつが来た。
sn「グルッぺンが呼ぶなんて珍しいね。何？俺に掘られたい？」
gr「違う。あの機械技師についてだ」
sn「あー、あの子か」
人間不信なのと、彼女と幹部達の関係をどうにかしたいということをペ神に話した。
sn「取り敢えず明日、健康診断を兼ねて俺もAちゃんと話してみる。カウンセリングみたいな感じかな？」
gr「ああ、頼んだ」
sn「じゃあまた。あ、掘られたくなったらいつでも呼んでいいからね」
gr「絶対呼ばんよ」
ペ神は口を尖らせながら部屋を出た。
さて、これでどう変わってくるかだな。
−−−−−−−
視点無し
翌日、グルッぺンはAの部屋を訪れた。
ノックを三回ほどするとガチャっとドアが開いた。
「･･･」
gr「朝食の時間だ。食堂に案内しよう」
手を差し出すとAは部屋に戻っていこうと振り向いた。
グルッぺンはそれを急いで止めた。
gr「お、おい。戻ろうとするな」
「ご飯は必要ない。栄養食で充分だ」
gr「だが」
「武器や機械を作ればいいのだろう？道具や材料、設計図は無いのか？」
gr「･･･人の話を聞け」
自分より少し大きいAを睨みながらイラついた低い声で言った。
Aはグルッぺンが怒っているのは理解出来たが、何故怒っているのかは理解出来なかった。
グルッぺンが何をしたいのか分からず、Aは首を傾げながら取り敢えず黙ることにした。
gr「これから皆で朝食を取る。これは我々の国の決まりだ。後、今日は仕事はまだいい。今日は軍医のところで健康診断とかしてもらう。いいな？」
Aはする必要あるのか分からないというように首をまた少し傾げ、これは強制なのだという事は汲み取った。
こくりと頷くと、グルッぺンは軽いため息をついて食堂を案内し始めた。
gr(効率とかのことしか考えないタイプか。これから大丈夫だろうか･･･)
城に来て1日目で多くの不安にかられるグルッぺンだった。
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奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員に愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年10月15日 15時) (
レス) @page16 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
桃華 - 面白いです‼今後に期待…応援してますです‼ (2022年9月28日 8時) (レス) @page16 id: 2496ec2195 (このIDを非表示/違反報告)
舞太郎 - 今後どうなっていくか見ものだネ！続きまだかな？ (2021年10月8日 21時) (レス) @page15 id: 6f46ea7e84 (このIDを非表示/違反報告)
ミミネコ(プロフ) - 面白いですねっ！続きも楽しみにしてみます (2021年8月23日 7時) (レス) id: 270579779f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭がバナナの人 | 作成日時：2021年5月24日 6時
