見分けられる？ ページ20
兵｢今回は俺たちの惨敗ってわけだな｣
勘｢まあでもAさんの裏話ってやつ？が聞けて俺は満足だけど｣
雷｢絶対七松先輩の変装なんて外れだったなぁ｣
八｢俺もだ。いつも見ているとはいえ、潮江先輩の生態は凝ってる｣
雷｢そんな動物みたいに…あ！三郎！｣
すんとした顔で急ぐ様子も無く歩いてくる三郎に雷蔵は手を上げた。
勘｢どうだったんだ？お前は｣
兵｢お前のことだ。また何かやってきたんだろ？｣
三｢いや、今回は私の負けだ｣
聞き返せば四人は声を揃えて仰天した。
八｢あ、有り得ない…三郎の変装を見破るなんて…｣
雷｢凄いAさん…飛び込み入学したとは思えない｣
勘｢面を取られちゃうなんて、何に気を取られたんだよ｣
三｢それは内緒だ｣
兵｢気になるだろー？｣
同級の声を交わし、負けたとは言え一人勝ち誇っていた。
・
小｢食べたら塹壕掘りでもするかなー！！｣
留｢おいそこらに掘るんじゃねぇぞ｣
文｢山にでも行っとけ｣
伊｢こんな暗くなって行くことないよぉ｣
仙｢伊作、それでは忍者は務まらんぞ｣
長｢夜は忍者のゴールデンタイム｣
なんて、夕食を頂きながらの六年生の雑談に耳を傾ける。
『(全然違うや)』
こう見れば本物の六年生と全然違っていたと改めて実感した。
でもあれはあれで普段見れない面を見れたと悪い気はしない。
小｢何か面白いことでもあったか？｣
『やっぱりみんなで食べるの楽しいなって思って』
仙｢いつものことじゃないか｣
伊｢確かにそうだけど僕も偶にそんなこと思うな｣
なんだかほんわかした空気になったけど、誤魔化しただけだから少し申し訳なかった。
でも私も観察力がついたし、色々と見れて機嫌がいい。
『私そっくりの人が居たら気付く？性格とか話し方とか、全部私に似せてたとしても』
文｢何だ急に｣
『なんとなく』
留｢見分ける自身はあるが、変装したヤツの実力にもよるな｣
小｢匂いとかでも分かりそうだ！｣
そんな犬みたいな…とツッコミを入れるが、まあ実際にあれば見分け方なんてなんでもいい。
できれば話していて違和感に気付き本物か偽物区別してほしいけど。
仙｢私は自身があるがな。お前のことはよく知っている｣
長｢私も…｣
『ふふ、それは嬉しいな〜』
文｢俺だって簡単だ｣
留｢どうだかな｣
小｢私も直ぐ分かる！！｣
私ももっと確信的に気付けるようにしないと。
また三郎に遊ばれないように。
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ピーナッツ(プロフ) - 空さん» ピクリューで｢テイク式女メーカー｣と調べていただくと出てくると思います！ (3月17日 7時) (
レス) id: 721fcb8351 (このIDを非表示/違反報告)
空 - あの、主人公の女の子ってどのメーカーで作ったんですか？ (3月16日 18時) (レス) id: c61495b448 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - 空さん» わわ、その通りです…！💦すぐに訂正いたしました。ご指摘いただきありがとうございます🙇♀️ (2月25日 8時) (レス) id: 721fcb8351 (このIDを非表示/違反報告)
空 - この作品"１５"ではないんですか？ (2月24日 19時) (レス) id: c61495b448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーナッツ | 作成日時：2024年2月21日 6時
