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小｢駄目って？｣
『だって…止めてくれると思ったけど、そうじゃないし…頬に手、当てるし…腰……抱くし…っ』
小｢ど、どうした？｣
あの時の、熱が籠る雷蔵の目を忘れられない。
絶対平気じゃない筈なのに、好きにしてと言うように、先を困る私を寄せた。
きっと頭の中では葛藤ばかりだと思うのに、身体だけは、決心がついていたように見えた。
『も、もう、聞かないで……』
小｢……っ！！！｣
(か、っ……かわ、いい…あの時、僕は、どうすればいいか分からなくて…取り敢えずAさんに合わせた方がいいと思って…Aさん黙ってたから、何もできない僕に呆れてしまったのかと思ってた……違ったんだ…っ)
最後までなんて言えなかった。小平太の前で照れることじゃないのに、きっと小平太は意味が理解できず変な顔をしているに違いない…
『こ、へいた…？？なんで、顔を覆ってるの？？』
小｢こ、、こまかいことは、きにするな｣
微妙に肩は震え、肝心の顔は見えなかった。
こんな勢いの無い彼は初めてだから、心配よりも興味が勝ってしまう。
顔を隠しながら小平太はまた聞いた。
小｢雷蔵のことは、どう思ってる…？色、関係無く…｣
『うーん…小さく見えて、ほんとは肝が据わってると思うな。迷っちゃって健気なところあるけど、決心ついた時の雷蔵の顔ってね、凄く男らしくてかっこいいんだよ』
『こんなこと小平太に言ってもしょうがないよね。でも小平太が聞いたんだよ？ちゃんと聞いてる？』
小平太は相変わらずそのままで首が取れそうな程縦に振っていた。
(あの時は何も考えられなくなって…ほぼ無意識だったというか…僕どんな顔してたのかな…っAさんの顔見たいけど、その前に僕の顔を見られたくない……あれ、でも今は七松先輩だし…)
『…！なんか、今日の小平太静かだね。可愛い』
我慢できず腕を退かすと、真っ赤に茹だった顔があった。
あまりにもだったので、その表情の感想を述べてしまった。
小｢か、かわ…？わ、私がか？｣
(こ、これでもうるさくしてるつもりだけど、まだ静かな部類に入るのか…って顔見られてしまったぁ…)
小｢え、ゎ｣
『ふふ、どうしたの？今日は』
(僕撫でられてるけど、喜んでいいのかな？僕的には悪くないけど七松先輩だったら子供扱いするなとか言いそうだし、かといって手を振り払うのもやりにくい…)
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ピーナッツ(プロフ) - 空さん» ピクリューで｢テイク式女メーカー｣と調べていただくと出てくると思います！ (3月17日 7時) (
レス) id: 721fcb8351 (このIDを非表示/違反報告)
空 - あの、主人公の女の子ってどのメーカーで作ったんですか？ (3月16日 18時) (レス) id: c61495b448 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - 空さん» わわ、その通りです…！💦すぐに訂正いたしました。ご指摘いただきありがとうございます🙇♀️ (2月25日 8時) (レス) id: 721fcb8351 (このIDを非表示/違反報告)
空 - この作品"１５"ではないんですか？ (2月24日 19時) (レス) id: c61495b448 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピーナッツ | 作成日時：2024年2月21日 6時
