女子の目は騙せない ページ47
『はぁ………』
ｺｿｺｿ
六年生｢ｼﾞｯ……｣
伊｢やっぱりAちゃん、元気ないなぁ…｣
留｢ああ。一体どうしたんだ。｣
朝から元気のないAを心配して、六年生は陰で様子を伺っていた。
『はぁ……』
長｢もそ…これで今日のAの溜め息は三十七回目だ。｣
文、留、仙、伊、小｢っだーーーーっぁ！！(汗)｣
小｢長次！そんなこと数えてたのか？｣
長｢もそ｣
文｢そんなもの数えなくていい！(汗)｣
シゲ｢六年生のみなさん、何してるんですかー？｣
六年生｢わぁぁぁぁぁっ！？！？！？｣
ﾄﾞｼﾝｯ
シゲ｢ありゃ…｣
突然の声に六年生は見事全員すっ転んだ。
ユキ｢おシゲちゃん、六年生の先輩方をびっくりさせちゃったみたいよ？｣
トモミ｢ほら見て、尻もちついちゃったわ。｣
六年生｢イテテ…(汗)｣
声の主はくの一教室のユキ、トモミ、シゲだった。
Aのことで頭がいっぱいだった六年生は、らしくなく其の気配にすら気が付くことが出来なかった。
文｢お、お前たちはくノ一教室の(汗)｣
仙｢な、何をしている？(汗)｣
いつもの威勢は無く、落ち着かない様子で聞く。
ユキ｢ただのお散歩です。｣
トモミ｢先輩こそ、こんなところでコソコソと何してらっしゃるですか？｣
留｢べ、べ、別にコソコソなど…｣
六年生が思ったのは、｢こいつらにバレると面倒臭い｣ということだ。
ユキ、トモミ、シゲ｢ｼﾞﾛｫｫ…｣
六年生｢うっ……｣
留｢じ、実はだな……｣
しかし女子のギラついた目から逃れられると思わなかったのだろうか。六年生はAの様子について、くノ一の三人に説明した。
留｢ということなんだ。｣
ユキ、トモミ、シゲ｢へーーー｣
文｢お前たち、本当に分かったのか？｣
くノ一はまるで興味が無さそうな顔をしていた。
ユキ｢もちろんです！Aさんとはよくお喋りをするので！｣
シゲ｢よぉく分かりました！｣
トモミ｢なにを？｣
シゲ｢Aさんは悩んでいるということでしゅ！｣
六年生、ユキ、トモミ｢ｽﾞｺｰｰｯ！！！｣
仙｢そんなこと我々も最初から知っている！(汗)｣
伊｢と、とにかく(汗)僕らはどうしてAちゃんに元気が無いのか知りたいんだよ。｣
ユキ｢本人に聞けばいいじゃないですか。｣
ユキは不思議そうな顔をした。
小｢それが難しいのだ。｣
文｢そうだ！お前たち。｣
ユキ、トモミ、シゲ｢はい？｣
文｢お前たちが探ってくるんだ。｣
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ピーナッツ(プロフ) - おやそうでしたか！(笑)失礼しました(笑） (2022年3月19日 13時) (
レス) id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - 私のリクエストにあったのでご安心ください笑 (2022年3月19日 13時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - セシルンさんほんとですか！！(汗)どこでしょーか！💦 (2022年3月19日 13時) (レス) @page37 id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - すいません誤字がありました 伊作を飲んでではなく伊作の薬を飲んでです笑 (2022年3月19日 13時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - あいさん、saketyannさんありがとうございますっ…！泣きました。(´；ω；｀) (2022年3月19日 8時) (レス) @page45 id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたば | 作成日時：2022年2月26日 7時
