久しぶりの海 ページ5
今からすぐ来てほしいと言うものだから、準備してすぐ行くことにした。
留「A!どこか行くのか?」
外出着に着替えた私を留三郎くんが止める。
『うん!ちょっと兵庫水軍の海まで!』
留「兵庫水軍んん!?!?なんで急に(汗)」
『今重さんがいらしてて、、それで泳ぎを習いに…』
留「重さんが?」
仙「留三郎。A。」
『あ、仙蔵くん。』
宝録火矢を持ち、仙蔵くんもやってきた。自主練の帰りだろうか?
仙「なんだA、どこか行くのか?」
『ちょっとね。ほら私、泳げなかったでしょ?(笑)だから泳ぎを教えてもらおうと思って。じゃ!重さん待たせちゃってるから!』
留「え、ちょ、ま…」
仙「重さん?お、おい…」
『いってきま〜す!!』
留「あぁ……(汗)」
仙「重さん?泳ぎ?兵庫水軍か?」
留「くっそぉう!!!委員会がなければ俺も行けたのに!!!」
仙「私だって!これから作法委員会の集まりがぁ!!」
なんだか叫び声が後ろの方で聞こえた気がするけど、待たせているから振り向かなかった。
『すみません!お待たせしました!』
重「い、いや!///じゃあ行きましょう!」
『はい!』
重さんと共に海に向かう。
『うわぁ〜もうこんなところまで潮の香りが…』
重「ですね〜良い香りだ…」
潮の香りがして間もなく。青空よりも青い海が見えてきた。
『海だ〜!!!』
久しぶりの海に気持ちが高まった私は浜目指して駆け出した。
重「あ!Aさん待ってくださぁい!!」
履いていた草履を脱ぎ、足を海に入れた。
ひんやりと冷たい水が足をくすぐる。
『きもちぃ〜♪』
重「気持ちいいですか?」
『はい!』
重「(無邪気で可愛い〜///俺はこんな可愛い子の隣を歩いてきたんだな〜/////)」
舳丸「お、来たか。」
そこへさっきまで泳いでいたみたいで上着を着ていない舳丸さんがやって来た。濡れた髪が良く似合う。
重「舳丸さん!」
『こんにちは舳丸さん!』
舳丸「こんにちは。泳ぎに来たんですね?」
『は、はい!ちょっと…怖いですけど(笑)』
舳丸「大丈夫。怖くないですよ。」
私を安心させるような柔らかい笑顔。
初めてお会いした時は目付きが少し…怖いなって思っていたけど、今はそれすら感じない。
重「Aさん、もういけますか?」
『あ、ちょっと待ってくださいね。』
泳ぎやすいように頭の高い位置で髪をまとめた。
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ピーナッツ(プロフ) - おやそうでしたか!(笑)失礼しました(笑) (2022年3月19日 13時) (レス) id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - 私のリクエストにあったのでご安心ください笑 (2022年3月19日 13時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - セシルンさんほんとですか!!(汗)どこでしょーか!💦 (2022年3月19日 13時) (レス) @page37 id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - すいません誤字がありました 伊作を飲んでではなく伊作の薬を飲んでです笑 (2022年3月19日 13時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - あいさん、saketyannさんありがとうございますっ…!泣きました。(´;ω;`) (2022年3月19日 8時) (レス) @page45 id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたば | 作成日時:2022年2月26日 7時