泳ぎを教えての段 ページ4
小松田｢Aちゃ〜ん！｣
ﾀｯﾀｯﾀｯ
『ふぁぁ〜…？小松田先輩どうしたんですか？』
名前を呼ばれたことに、欠伸を途中で引っ込めた。
小松田｢Aちゃんにお客さんが来てるよ〜｣
『お客さん？ですか？』
小松田｢兵庫水軍の、重さんがいらっしゃってるよ〜｣
『重さん！？』
重さんは兵庫水軍で水練として活躍している。
私も前に一度お会いしたことがあって、おしゃべりなんかもしたっけな。
『でもどうして重さんが？』
小松田｢さぁ？取り敢えず行ってあげて〜門の前でで待ってるから〜｣
『はーい。』
重さんはどんな御用でいらしたんだろう？
私は門に急ぐ。
重｢あ！Aさ〜ん！！｣
ﾀｯﾀｯﾀｯ
私が声をかける暇もなく、重さんの方からわざわざ走ってきてくださった。
『重さん！お久しぶりです！』
重｢久しぶり！元気そうで良かったです！｣
『はい！ところで今日はどうしたんですか？私に用があってきた…とかで？』
重｢え///あ、ああそうなんですよちょっとね…あはは///(汗)｣
『？』
何か誤魔化すように笑っている。
重｢Aさん！｣
『は、はい？』
そして何か決心したように顔をキリリと上げた。
重｢ひょ、兵庫水軍の海に…来ませんか！？｣
大きな声でそう叫んだ。
『へ？』
重｢………｣
顔を赤らめ、拳を握り締めてまでして真っ直ぐ私の目を見ている。
私はあまりにも平凡なお願いなので、逆に動揺してしまった。
『ぇ、あ、海、…ですか？いいですよ。』
重｢えぇぇぇえええぇええ！？！？//////｣
ｶﾞｼｯ
『ひゃ！？//////』
｢いいですよ。｣そう言った途端、素っ頓狂な声を上げて私の両手を重さんもまた両手で強く握った。その手は驚くほど熱かった。
ｽﾞｲｯ
『っ！///』
重｢ほ、ほんとに！？来てくれる！？//////｣
ｺｸｯｺｸｯｺｸｯ『//////』
重｢？……わぁっ！？！？ご、ごめんなさい！！//////｣
首を縦に振ると、まるで私の手を握っていたことに今気付いたかのように慌てて手を離した。
『い、いえ///気にしないでください……///』
なんだか気まずい空気になってしまった。
『遊びにー行けばいいって、こと…ですか？』
重｢はい！遊びに来てくださいあ、それと良かったら泳ぎ…教えますよ？｣
『ほんとですか！私泳げなくなってしまったみたいなのでお願いします(笑)』
重｢っ///は、はい！｣
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ピーナッツ(プロフ) - おやそうでしたか！(笑)失礼しました(笑） (2022年3月19日 13時) (
レス) id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - 私のリクエストにあったのでご安心ください笑 (2022年3月19日 13時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - セシルンさんほんとですか！！(汗)どこでしょーか！💦 (2022年3月19日 13時) (レス) @page37 id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - すいません誤字がありました 伊作を飲んでではなく伊作の薬を飲んでです笑 (2022年3月19日 13時) (レス) id: 23bae16f03 (このIDを非表示/違反報告)
ピーナッツ(プロフ) - あいさん、saketyannさんありがとうございますっ…！泣きました。(´；ω；｀) (2022年3月19日 8時) (レス) @page45 id: 6a480499af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたば | 作成日時：2022年2月26日 7時
