憲剛の冗談交じりの告白 ページ12
今、俺は心愛と二人きりだった。他愛ない話をしている時間が大好きで、この時間を壊したくなくて、勘久郎の居場所を奪いたくなくて...そんな矛盾した気持ちは俺の心の中に渦巻いていく。何も言わない俺を心配してか彼女は、俺の顔を覗き込む。
心)憲剛?どうしたの?
俺の気持ちには気づかないだろうな...そう思いながら、俺は、冗談交じりの告白をした。
憲)...もし、俺が...お前のこと、好きだって言ったらどう答える?
しかし、俺が予想した答えとは真逆だった。彼女は顔を紅く染め、言う。
心).....私も、憲剛のこと...好きだよ/////
憲)!?でも、心愛には勘久郎が居る。
心)勘久郎なら大丈夫だよ、きっと。優しいから。
俺は、少し目を見開く。心愛と一緒に居られる...そう思うだけで鼓動は早くなっていくばかりで。きっと、顔も紅く染まってしまってるんだろうな、だって、心愛のことが大好きだから。
俺は、彼女を強く抱きしめる。
憲).....俺は、心愛が好きだ。
心)私も.....憲剛のことが大好きだよ/////
俺は、逃げないように後頭部に手を回し、彼女に触れるだけの甘い口づけを交わしたのだった──。
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蒼天♪(プロフ) - ジュリさん» ありがとうございます!頑張りますね! (2017年8月19日 11時) (レス) id: 599f09a85c (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 更新楽しみにしてます! (2017年8月19日 8時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼天♪(プロフ) - うん... (2017年7月31日 10時) (レス) id: 599f09a85c (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 蒼天♪さん» 送ったから (2017年7月31日 10時) (携帯から) (レス) id: 6084cd1f3b (このIDを非表示/違反報告)
蒼天♪(プロフ) - ん (2017年7月31日 10時) (レス) id: 599f09a85c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼天♪ | 作成日時:2017年7月23日 14時