>> 片想われ中 .. （ Nozomu.K ）

『 4 』 ページ4

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流「望、こっちに引っ越してきたばっかりでさ

道とかあんまり分からへんらしいねん。

そしたら偶然にも ! Aと方面が一緒 !」





なんて、満面の笑みでこちらを見る流星。





…… それは、私が彼を送ってけと ?


いや、まずどうやって高校まで来たんだよ。





そんな疑問が浮かんだけど、

お願い ! と、奈美まで頼んできたので

仕方なく、送ることにした。






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「すみません、なんか、俺の所為で …」





奈美達と別れてから、2人で

駅へ向かう。





『ううん、大丈夫やで。

1人で帰るのも寂しいしな』





と、笑顔を見せると小瀧くんも

安心したように微笑んだ。





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小瀧くんは、話してみるとすごく面白くて

礼儀もちゃんとしていた。



茶髪だからか勝手に不良意識をしていたので

いい子そうで安心。









「流星とバーベキュー一緒にやったんすけど、

サングラスに米粒ってありえますか !?

頬やなくて、サングラスっすよ ! 笑」


『どうやったらそうなんねん 笑』





帰り道、奈美が流星と帰るときは1人で静かに

帰っているけど、今日は小瀧くんが

居たからか時間が早く思えた。





気づけばもう私の家。





『あ、ここ私の家やねんけど ……

小瀧くん、家帰れそう ?』


「はい ! ここら辺の道なら見覚えあるんで、

大丈夫です」





それなら良かったと、自分の家へ

帰ろうとした時。





「先輩 !!」





呼び止めた小瀧くんの方へ視線を戻すと

照れたようにはにかんだ。





「俺、先輩に惚れました。」






……… ホレマシタ ?


今日初めて会った私に ?






『え、ほんまに言うてんの …… ?』


「はい、多分」





ニコニコ笑顔で答える小瀧くん。





こんな唐突な告白(?)は初めてで、

追いつかない頭。





『あ、多分 なのね … ?』

「はいっ」





こうして、私の片想われの日々が

始まった。





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この作品は伸び悩む気がするぞ…


評価伸びなかったら一度修行に出ます ◎

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