『 29 』 ページ29
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また料理を再開しようとすると、おお、
意外と上手いな、なんて感嘆を漏らすシゲ。
大「ほあ ー、すげ ー、神ちゃんより
上手いかもしらん」
『…… そんなに見られると気が散るわ ！
はい、あっち行って ！』
手でしっしっとやりながら言うと、えー、
と、肩を落としてソファーに大人しく腰掛けた。
『よし、それで宜しい』
また料理を再開しようとした時、
大「あああ、暇やあああ」
ソファーでジタバタと暴れるシゲを見て
はぁ、とため息をつく。
…… 何歳児やねん。苦笑
『うるさい、暇ならのんちゃんの部屋
行ってこい』
大「えええ、嫌やあああ」
『大体、のんちゃんと遊ぶ為に来たん
ちゃうん ？ ほら、のんちゃんの部屋案内
したるから、おいで』
ここで騒がれては私が困る。
シゲの傍へ行き、のんちゃんの部屋へ連れて
行こうとすると、
大「小瀧目的で来た訳ちゃうで」
『え ？』
私の手首を引いて、グイッと顔が近付く。
大「俺は、Aちゃん目的で来たんやで ？」
耳元でコソッと囁いたシゲの声が妙に擽ったい。
え、何これ、何この状況。
普段のアホみたいなシゲとは打って変わって
ニヤッと艶っぽく笑うシゲに戸惑う。
『ちょ、シゲ、急に何やねん』
直ぐに離れてシゲの方を見ると、いつもみたいな
アホっぽい笑顔。
大「なんてな ！ どや、ドキッとしたやろ ！
重岡くんカッコイイっ、ってなったやろ ！」
ドヤ顔しながらそんな事を言うシゲに、
さっきのは冗談だった事を気付かされる。
…… なんやねん、腹立つなぁ ！！
『…… 鳥肌立ったわ』
大「え、嘘やん ！ そんな真顔で言わんとって
傷付くで俺 ！」
不快にも、一瞬ドキッとした自分が憎いわ。
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◎ ○ むの。(プロフ) - だいのん♪さん» そう言って貰えるとすごく頑張れます ！ ありがとうございます ！ :) (2016年3月28日 12時) (
レス) id: fb3bfed91b (このIDを非表示/違反報告)
だいのん♪ - 凄く面白いです！！とても続き果気になります！！更新ファイトです！ (2016年3月28日 10時) (レス) id: 99fbc24422 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ○ むの。(プロフ) - ミオさん» 本当ですか ！ ありがとうございます ！！ :) (2016年3月26日 21時) (レス) id: fb3bfed91b (このIDを非表示/違反報告)
ミオ - ◎ ○ むの。さん» すんごい面白いです！むの。さん頑張ってください！ (2016年3月26日 18時) (レス) id: 0ee4c1c902 (このIDを非表示/違反報告)
◎ ○ むの。(プロフ) - aruruさん» うおお ！ 呼んでくれた ！ 笑 ドキドキはこれからですよ ~ ！ 笑 (2016年3月26日 12時) (レス) id: fb3bfed91b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎○ むの。
| 作者ホームページ：http://hhhhh
作成日時：2016年3月10日 16時
