LiveLove03 ページ3
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小瀧くんは男女ともに人気があって、
やっぱりそのルックスからか、
女の人の人気が高い。
ライブが終わった後、
一緒に写真を撮って欲しい女性がちょっとした行列を作るほど、
かなり人気。
…今日も最高でした！あなたにいつも元気を貰います！
ってあの行列に並んで言いたいんやけど、
恥ずかしくて言えへんわ。
うん、見守ってるだけで、それでいい。
影で応援しているだけで、
見ているだけで充分だ。
……さ、やっぱりスタバ寄って帰るか。
(スタバ大事)
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割と一瞬の出来事やった。
鞄から携帯を探していると、
小瀧くんと一緒に写真を撮り終わったらしき
女子高生の４人組が、
はしゃいで私にぶっかったのだった。
路上に倒れる私と、
鞄から散らかった荷物。
女子高生は気づかないで行ってしまった。
……こんな道に倒れこんで恥ずかしい。
さっさと鞄の中身を拾い始める。
てかもう……
謝らなくてもええから、
荷物くらい拾ってえや！←笑
ああ、、流星から貰った鏡割れてる、、
気に入ってたのに〜…
流星ごめん。
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「大丈夫ですか？」
頭上から聞こえて来た、
聞いたことのある声。
思わず反応して肩がビクッと震えた。
と、共に私の目線に合わすように、
彼は私の前にしゃがみ込み、顔を覗き込んだ。
………やばい。なんで？
なんで、小瀧くん……
望「びっくりしたよな？謝らずに行くなんて
あの子ら酷いわ」
そんな愚痴をこぼしながら
私の荷物を拾ってくれる彼。
と、開いた口が塞がらない私。
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作者名：あ り す
| 作成日時：2017年4月11日 23時
