No.2 ページ2
▽
先「ここが君達のクラスだよ。」
転校初日。
担任の先生に案内されて着いたのは4階建ての校舎の3階東にある2年B組の教室。
先「じゃあ後で呼ぶからそれまでここで待ってて。」
そう言い残して先生は教室の中に入って行った。
重「どんなクラスやろなー。楽しみやな!」
神「そうやな。それに同じクラスになれて良かったわ。」
藤「ホンマやな。」
小「先生に感謝やな。」
そんな話をしてると、俺らは先生に呼ばれた。
重「行くで。」
__ガラガラガラ。
俺らが入ると教室は色んな声でザワつく。
第一印象は皆仲いい明るいクラスやなってとこかな。
先「今日からこのクラスに転校してきた4人です。
じゃあ黒板に名前を書いて自己紹介してもらおうかな。」
俺らは言われたとおり黒板に名前を書く。
今時、黒板に名前書いたりするなんて珍しいな。
そんなことを思いながら書いた。
重「えーっ、大阪から来ました。重岡大毅です。よろしくお願いします。」
神「同じく大阪から来ました。神山智洋です。よろしくお願いします。」
藤「藤井流星です。よろしくお願いします。」
小「小瀧望です。大阪から来ました。よろしくお願いします。」
俺らがいい終わると自然と拍手される。
そんな中、ふと目がいったんや。
教室の一番奥の窓際の席。
俺らのことなんか興味もないようで、ずっと外を見つめる髪が長くてちょっと地味な女の子。
先「皆も仲良くするように。4人の席はそうだな。樋口の所しか空いてないのか。
だったら、小瀧はあの一番奥の席の樋口の隣、重岡はその後ろで、隣が藤井。
神山は藤井の後ろに座ってくれ。」
神「分かりました。」
俺らは指定された席に着く。
小「よろしくな。樋口さん。」
外を見つめる樋口さんにそう言った。
けれど、彼女は振り向いたり、頷くこともなくずっと視線は窓の外。
無視……されたん?
俺は後ろの流星らと顔を見合わせた。
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Natsuki.(プロフ) - 瑠羽さん» ありがとうございます(´・ω・`) (2019年1月18日 19時) (レス) id: fc34ae248f (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - 続きが気になります!!更新楽しみにしてますね! (2019年1月18日 0時) (レス) id: 5705909fe2 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki.(プロフ) - すーさん» ありがとうございますヽ(´▽`)/冬休みに入ったので時間を見つけて更新できたらと思ってます。 (2018年12月22日 22時) (レス) id: 9375bd1971 (このIDを非表示/違反報告)
すー - 続きみたいです!更新待ってます! (2018年12月22日 10時) (レス) id: bace7ae54d (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki.(プロフ) - みなみさん» ありがとうございます! (2018年10月18日 23時) (レス) id: dd91e9a9c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Natsuki. | 作成日時:2017年10月1日 1時