あおいろ ページ42
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桃「流星くん?」
「あ…」
考えすぎて1人棒立ちの俺に対して、すでにベッドの端に腰掛けてる のんの姿が
ほんまなら隣に腰掛けるべきなんやろうけど、今の俺にそんな勇気はないから
「鏡の前とかにせぇへん?」
桃「え?」
「のんが時々鏡越しで撮ってるのおしゃれやなって思っててん」
どうにかベッドの上を避けられそうなことを提案すると
のんも"いいね!"ってすぐに了承してくれた
2人で鏡の前に立って、寄り添い合いながらパシャパシャと何枚か写真を撮る
のんの腰に腕を回すだけで俺の胸は破裂しそうなくらい
こんなにかわええ子が家で待っていてくれたら…って思うだけであかんわ
思春期の男ってこと、のんにも理解してほしいねんけど難しいな…笑
「どう?」
桃「ええ感じ!」
「俺も載せていい?」
桃「もちろん!流星くんと同じの載せて鈴木さんにアピールすんねん!」
「ふはっ笑 せやな。アピールしよ」
その場で写真をもらってお互いにウェスタを更新する
俺のウェスタものぞみーるの影響でまぁまぁな反応が来るけど、のぞみーるのウェスタの方が圧倒的にすごい
「もう1万いってるやん」
桃「学校のみんなも見てくれてるかな」
「俺の方見てくれてるんちゃう?これ以上、変な誤解が広まらんとええけど」
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作者名:まかろん | 作成日時:2023年5月7日 22時