ももいろ ページ38
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"ピーンポーン"
桃姉「はーい！」
「あ！姉ちゃん！のんが出る！！」
外が暗くなってきた頃、家に鳴り響くインターフォン
姉ちゃんが出ようとしたのを止めて、のんが対応する
だって…
"ガチャッ"
青「こんな時間にごめんな？」
「ううん。のんも会いたかったからええの」
部活前にわざわざ連絡をくれたのんの彼氏
疲れてるはずやのに家に寄ってくれるなんて優しすぎる
「先にのんの部屋行ってて？」
青「わかった」
流星くんが部屋に向かったのを見てジュースを用意する
姉ちゃんがルンルンで買ってくれた青とピンクのお揃いのコップ
それをお盆にのせて部屋へと向かう
「お待たせ」
青「コップかわええな」
「でしょ？姉ちゃんが買ってくれてん！流星くんとのんのためにって//」
自分で言って恥ずかしくなっちゃうけど、そんなのんを見て優しく笑う流星くんにドキドキしながらも嬉しくなる
テーブルにコップを置いて、胡座をかいてる流星くんの隣に正座して座ると
青「ごめん！」
崩してた足を直してのんに向かって土下座をする流星くん
家に来る理由なんて言われんくてもわかってた
「流星くん、顔上げて？」
青「あれはほんまに誤解やから！俺の彼女は望だけやから！あいつが嘘言ってるだけやから！」
"顔を上げて"と言っても頭を下げながらのんの誤解を解こうと必死な流星くんに思わずクスッと笑ってしまう
そしたら、やっと顔を上げてくれて
青「のぞむ？」
「ふふっ笑 流星くん、必死やなーって笑」
青「当たり前やん。彼女に誤解されたくないんやから」
ストレートに伝えてくれる流星くんにドキドキする胸
流星くんにまで聞こえるんちゃうかなっていう胸の音を隠しながら
「鈴木さんの嘘やってわかってる。流星くん嫌がってたもん」
のんも、"誤解してない"ってことを流星くんに伝える
すると、グイッと手を引かれて
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年5月7日 22時
