ももいろ ページ29
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"もうちょっと"
欲張りなのんが出てきて、流星くんの背中に回している腕に力を込めようとした時
青「んっ…これで仲直り」
そう言って唇が離された
「もう、おしまい…？」
聞いてみたら、流星くんがプイッとそっぽを向く
照れてることが伝わる横顔にドキドキしながらも"もっと"って求めちゃう
でも、流星くんはのんのわがまま聞いてくれへんくて
青「これ以上はあかん」
「どうして…？」
青「ふっ…笑 お姉さんに怒られるからって言えばええんかな？」
のんの頭を優しく撫でて冗談ぽく笑う流星くんに少し拗ねちゃう
けど、流星くんがのんを大切に想ってくれてるんがなんか伝わってきて
「わかった。今日は我慢する…」
青「うん。ありがとう」
ちゅーの代わりにギュッと抱きついたら流星くんも抱きしめ返してくれてのんを幸せな思いにしてくれた
「ヤキモチ妬いても、これからは素直に言うね？」
青「俺も。そうする」
「うん！流星くんのヤキモチ、のんは嬉しい//」
青「ふっ笑 俺も同じやで」
仲直りした後は、姉ちゃんの作ったご飯を一緒に食べながら帰り道で話したかったこといっぱい喋って
青「ほな、また明日」
「うん！部活頑張って！」
青「おん。ありがとう！」
寂しいけど、いつも通り自分の部屋の窓から流星くんを見送り
ちゃんと流星くんに言えた!
流星くんもヤキモチしてたんやって!
のん嬉しくなっちゃった♡//
心配してるであろう神ちゃんにメッセージを入れてからお風呂に入って流星くんのメッセージを待つことに
あ、もちろん、流星くんとご飯食べる前に顔は洗ったよ！
鏡に映るのん、ほんまに酷い顔してたもん…
あんな顔でずっと流星くんの前におったなんて…
これからは泣いてもブサイクな顔にならへんように気をつけないと…
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年5月7日 22時
