個性豊かな猫たち（主将組）

11日目 ページ12

〜牛島side〜

…俺は猫になったのか。

なんでこうなったかは皆知らない…。

かとは言え戻り方も知らない…か。

…四足歩行と言うのはなかなか辛いな。

慣れるしかないか。

大〈にゃーにゃー！〉

？

なんだコイツは。

そうか、烏野の…。

牛〈お前も大変だな。〉

大〈にゃ？〉

…よく見ると、他にも色々居るじゃないか。

及〈にー！〉

ふむ、コイツは及川か。

黒〈ぶぎゃー！〉

？誰だコイツは。

黒〈ぶぎゃ！？〉

木〈んなー！〉

ボクトコウタロウ…なの…か？

…そうか、東京の…。

二〈腹減った…。〉

貴『あー、ご飯にしよっか？』

茂〈おー！ご飯良いね！食べよう！〉

…夕食の時間か。

貴『はい、お食べ』

二〈わーい、いただきマース…てなるかぁ！
キャットフードじゃん？
どう見てもキャットフードじゃん？〉

貴『えっ…ダメなの？』

茂〈いや、ダメって言うか…。〉

何を言っているんだ？コイツらは。

牛〈…。〉ｶﾘｶﾘ…。

貴『あっ、でもさ！
若利は食べてくれてるよ！？』

二〈はっ！？〉

茂〈さ、さすが…。〉

？

本当に何を言っている？コイツらは。

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