個性豊かな猫たち（主将組） (ページ11)

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10日目ページ11

～黒尾side～

ぶぎゃーぎゃー！

…と言うのは冗談で。

ぶきゃ！？

改めまして、～貴女side～

ふぅ、これで通訳係も出来たし、
当分は何とかなるだろ！

茂〈ねぇ、なんかAちゃん、
勘違いしてない？〉

貴『ふぇ？』

二〈俺ら、この猫たちの言葉わかんねぇぞ？〉

貴『はぁ！？
いやいやいや！まさか通訳出来ないの！？』

牛〈？お前ら、何を言っている？
猫の言葉など分かるわけないだろ。〉

貴『いや、貴方たち現に猫ですけど！？』

牛〈…？〉

貴『あーもう！
絶対白布の奴、説明ちゃんとしてないよね！？』

牛〈何の話だ？〉

茂〈えーと、牛島くん、かくかくしかじか…。〉

牛〈ふむ、俺たちは猫になったのか。〉

二〈いや、目線とか自分の体とかからして
わかると思うんですけど！？
何今頃気付いてんすか！？〉

牛〈体の目線は少し低くなっていた気はするが、
全然気が付かなかった。
そして、お前らを見て
猫は喋るんだなと感心していたぞ。〉

二〈天然通り越してバカなんじゃないすか！？〉

牛〈なんの事だかさっぱりわからんが、
とにかく、お前らは伊達工のメンバーなのか。〉

二〈そうですけど！？〉

牛〈とりあえず、桜井が
匿ってくれるんだな？それなら少し安心だ。〉

貴『へへーん！おまかせあれ！』

ま、大好きな猫に囲まれるなら、
中身が誰だろうと何でもいいよ！