I wanna touch you.【JM】 (ページ5)

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55_安心できた温もりページ5

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誰かに……呼ばれてる気がする。

段々と大きくなっていくこの声は心地よくて。

ずっと聞いて居られた。

「ヌナ………ヌナっ！ヌナってば！」

『………ん？呼んだ？』

これは夢なんかじゃなくて。

私を呼んでいたジミン。

『ジミン。ごめんね。寝ちゃってた………ずぶ濡れ……』

JM「起きた！アハハこれね。ちょっと水遊び！」

そう言っていつものごとく髪をかきあげる

ジミンは色気駄々漏れ。

JM「はいっ！これ！」

『え、本当にいいの？』

JM「うん！一緒に食べよ！あ、ジョングガも呼ぶ？」

『うん………。ごめんね。』

ふいに申し訳なさを悟って謝る。

JM「何で謝るのさ笑ちょっと待っててね！」

ガチャンとドアが閉まれば私1人。

寂しさを感じた。

さっきまでジョングクに抱き締められていてジョングクの温もりを感じていたから。

その温かさに安心した私はそのまま眠りについてしまったのだろうか。

JK「ヌナ！起きたの？ちゃんと眠れた？明日は帰国の日だから、ゆっくり休もうね！」

ジョングクが部屋に入って来るなり私に抱きついてきた。

普段と違う彼の態度に少しばかり戸惑ったけど。

JM「ハニーバターチップス食べようか！」

今の私にはこの2人しか本音を出せる人が居ない。

『ゆっくり……お話してもいい？』

そう思ったから。

JK「いいよ。」

JM「最後まで聞くよ。」

私はテヒョンに恋に落ちたキッカケ話を初めて2人に言う。

ジョングクは少し知ってるかもだけど。