I wanna touch you.【JM】 (ページ37)

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87_涙を拭ってくれたのはページ37

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『あはは！そうだよね！』

TH「もう行くね。」

『え、あうん！！』

そう言って歩き出すテヒョンの後ろ姿を見つめる。

目頭が熱くなって。

耐えきれず頬を伝う涙を拭う。

『何でっ………もう振っ切れたはずなのに………っ。』

止まらない涙を一生懸命拭く。

でも次に拭ってくれたのは。

YG「………ヌナ……」

ユンギだった。

『ユンギ……』

ユンギの体温が私に伝わった。

抱き締めてくれるユンギの体はとても男らしくて。

『ごめんね。』

YG「何でヌナが謝るの？」

『だって……服…』

私の涙のせいで濡らしてしまったユンギの服。

YG「いいよ。これくらい。泣きたい時はいつでも汚して？」

普段言わなそうな言葉を言うから

不意にも心臓が暴れだす。

YG「どうする？今日は帰る？」

『ううん。ダンス見たい。』

そう言えばユンギはニコリと笑う。

出てきた真っ白な前歯。

今日のユンギ何か新鮮で私の心臓がおかしくなりそう。