I wanna touch you.【JM】 (ページ36)

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86_久しぶりの会話ページ36

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『ちょっ！ゆ、ユンギ！！！』

私の手を少し強引に引っ張りながら廊下を歩くユンギ。

『あ………。』

YG「……。」

ユンギは何も言わずに手を話してくれる。

そして私をチラッと見て歩いて行った。

『………。』

「………。」

ユンギが居なくなって静まり帰る空気。

『あの、』

TH「おはよ。」

この空気感に耐えきれず勇気を出して話してみた。

そしたらおはよ。の一声。

思わず顔をあげた。

そこには久しぶりに見たテヒョン。

『あ、お、、おはよう。』

一歩遅れた私のどもりすぎのおはよう。

TH「今日はどうしたの？」

『え？あー。ユンギと話してた。』

TH「そっか。」

久しぶりの会話に少しぎこちないけど

何だか心がポカポカして。

TH「もう帰るの？」

『ユンギが練習見てけって…。』

TH「そっか。見ていってよ。」

『うん。そのつもり。』

テヒョンは私とユンギが何を話していたか。

多分見たであろう繋がれた手をどう思ったか。

何も聞かずにただ私と話してくれるのが嬉しくて。

『なんかテヒョンと話すの久しぶりだね。嬉しいね。』

TH「うん。僕も。」

その言葉に少しドキッとしてしまったけど。

TH「仕事仲間と話せて嬉しいよ！」

少しばかりその言葉に傷ついてしまったけど。