YouTuberの恋？【水溜りボンド】 (ページ9)

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7話ページ9

カンタSide

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『やっと水溜りボンドさんの方も撮り終わりましたね～バリ時間かけましたやん』

そう笑うユリちゃん。

普段は、まだサブチャンネルを開設してないから比較的短めに済むらしい。

「おつかれさまだね！ていうかすごくない？親御さんも一緒に住んでるのに撮影用の部屋があるんでしょ？」

そう、この通りユリちゃんの為に親御さんが撮影部屋を用意してくれているらしいのだ。

まぁその部屋がここなんだけども。

一軒家で広いし、部屋が余ってたりしたのかな？

ﾄﾐｰ「いや本当だよな～高校生YouTuberでここまでしてくれる親御さんそこまでいないんじゃないの？」

『そうなんですよね、そのせいでお父さんの部屋がなくて和室の隅で過ごしてます』

そう言ってケラケラ笑うユリちゃん。

いやお父さんかわいそっ(笑)

トミーも笑ってるし…。

ﾄﾐｰ「いやおかしいだろ！お父さん絶対ユリちゃんのこと大好きだろ」

いや間違いないな。

大好きでもないのに自分にはない部屋くれたりしないだろう。

しかも自分の部屋は別にあるらしいからもうすごすぎ。←

『お二人は福岡観光して帰ったりするんですか？もし明日も福岡にいらっしゃるのでしたらご一緒したいです！』

なんてキラキラした目で見つめてくる彼女。

期待に満ち溢れてるな。←

まぁ断る理由もないし、断るわけもないから、

「うん、一緒行こう！」

ﾄﾐｰ「美味い店連れてけ～」

こう言うとユリちゃんは嬉しそうに頷いた。

本当にいつも幸せそうな顔だなぁ。

こっちもなんか顔がゆるゆるになりそう。

『あ！私あの天ぷらのひらおってとこ好きですよ！なんかイカの塩辛とか無料のお店なんですけど、本当になんでも美味しくて！！』

「えー？聞いたことない！楽しみにしてよう」

ﾄﾐｰ「天ぷらは何でもうめえもんな！」

ユリちゃんは福岡について語りだした。

幸せそうだからずっと聞いてられるな。(笑)

でもやっぱり女子高生って感じがあるなぁ。

若いもんね、化粧しなくても肌綺麗そうだし。

なんかもう全体的にツルツルしてそう。

赤ちゃんかよ←

もう俺もおじさんみたいだな…。

でも5歳差でしょ？あんまり差があるわけじゃないもんね。

まだ俺も若い！！22歳だし！←

ﾄﾐｰ「なぁカンタ」

「ん？」

ﾄﾐｰ「どこ泊まる？」

「…考えてなかった。」

緊急事態発生。